蚊を殺すにはその馬を撃たず
ことわざ「蚊を殺すにはその馬を撃たず」の意味・読み方を解説します。
蚊を殺すにはその馬を撃たず
かをころすにはそのうまをうたず
| 言葉 | 蚊を殺すにはその馬を撃たず |
|---|---|
| 読み方 | かをころすにはそのうまをうたず |
| 意味 | 小さな害を除こうとむきになり、より大切なものまで傷めるのを戒めた言葉。
目先のやり方にとらわれて、本来のねらいを台なしにするのは意味がないということ。細かな点に気を取られて大事なことを見失うなと、広く注意を促すときにも言う。 馬の体に止まった一匹の蚊を退治しようとして、馬そのものをたたいて弱らせてしまっては本末転倒だ、というのが由来。「角を矯めて牛を殺す」とよく似た教え。 |
| 例文 | 経費を少し減らすために品質まで落としては客が離れてしまう。蚊を殺すにはその馬を撃たずというではないか。 |
| 場面 | 馬 / 戒めの言葉 / 手段 |
| 使用漢字 | 蚊 / 殺 / 馬 / 撃 |
「蚊」を含むことわざ
- 蚊の食う程にも思わぬ(かのくうほどにもおもわぬ)
- 蚊の鳴くような声(かのなくようなこえ)
- 蚊の涙(かのなみだ)
- 蚊帳の外(かやのそと)
- 蚤の小便、蚊の涙(のみのしょうべん、かのなみだ)
- 蚤の眼に蚊の睫(のみのまなこにかのまつげ)
「殺」を含むことわざ
- 欠伸を嚙み殺す(あくびをかみころす)
- 息を殺す(いきをころす)
- 気勢を殺ぐ(きせいをそぐ)
- 窮鳥懐に入れば猟師も殺さず(きゅうちょうふところにいればりょうしもころさず)
- 金の卵を産む鵞鳥を殺すな(きんのたまごをうむがちょうをころすな)
- 薬師は人を殺せど薬人を殺さず(くすしはひとをころせどくすりひとをころさず)
- 食わぬ殺生(くわぬせっしょう)
- 声を殺す(こえをころす)
- 子供は教え殺せ、馬は飼い殺せ(こどもはおしえころせ、うまはかいころせ)
- 笑殺(しょうさつ)
「馬」を含むことわざ
- 敢えて後れたるに非ず、馬進まざるなり(あえておくれたるにあらず、うますすまざるなり)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一馬の奔る、一毛の動かざるは無し(いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
