人生のための芸術

ことわざ「人生のための芸術」の意味・読み方を解説します。

言葉人生のための芸術
読み方じんせいのためのげいじゅつ
意味芸術は、人の暮らしや生き方に何かしら役立ってこそ値打ちがある、と考える芸術論の立場。美しさばかりを目当てにするのでなく、人がどう生きるかという問いや、世の中が求めるものにこたえることを、芸術の大切な務めとみる。
十九世紀に活躍したフランスの思想家で詩も書いたギュイヨーや、ロシアの小説家トルストイなどが、この立場に立って論じた。日本では、こうした考えを重んじる作家たちの流れを「人生派」の名でくくることもある。これと逆に、芸術はほかの何かのためにあるのでなく、それ自体に値打ちがあるとする考え方を「芸術のための芸術」という。
言い回しの似た芸術は長く、人生は短しも芸術と人生を並べた言葉だが、すぐれた作品は作者の命よりも長く残ることを言った句で、この考え方とは別のもの。
例文若いころの彼は人生のための芸術を信じ、町で働く人々の苦しい暮らしを小説に描き続けた。
場面人生
使用漢字人 / 生 / 芸 / 術

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