「平静」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 39 件
「平静」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全39件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
失敗や不運をくよくよ考えるより、きっぱり諦めたほうが精神的に良いということ。
足が地に着く(あしがちにつく)
考え方や行動が現実をしっかり捉えており、落ち着いていて危なげがない。 「着く」は「付く」とも書く。
頭を冷やす(あたまをひやす)
興奮を静めて、冷静になる。
上見ぬ鷲(うえみぬわし)
何者もおそれずゆったりと落ち着いている様子。また、他をはばからず傲慢にふるまうことのたとえ。鷲は強いので上空からの攻撃を警戒しなくてよいことから。
瘧が落ちる(おこりがおちる)
熱病にかかったかのように何かに夢中になっていた状態から、急激にさめて冷静になること。 「瘧」は、マラリア性の熱病のこと。
蛙の面に水(かえるのつらにみず)
どんなことをされても気にせず平気でいることのたとえ。蛙は顔に水をかけられても平気でいることから。
風は吹けども山は動ぜず(かぜはふけどもやまはどうぜず)
周囲の騒ぎの中で、少しも動じないで悠然としていることのたとえ。 激しい風が吹き荒れても山はびくともしないとの意から。
気が休まる(きがやすまる)
心配事がなく、心が落ち着くこと。
肝が据わる(きもがすわる)
どんな状況にも慌てたり恐れたりせず、落ち着いていて度胸がある様子。 「肝」は「胆」とも書く。 また、「胆が据わる」は「たんがすわる」とも読む。
肝が太い(きもがふとい)
度胸があって何事にも動じない性格のこと。
気を静める(きをしずめる)
気持ちをおちつかせること。
気を確かに持つ(きをたしかにもつ)
気持ちを抑えてしっかりと意識を保つこと。
食わず貧楽高枕(くわずひんらくたかまくら)
貧しい暮らしでも、気楽で穏やかに暮らしていることのたとえ。
君子は憂えず懼れず(くんしはうれえずおそれず)
徳の高い人物は、行いが正しく心にやましいところがないから、何も心配しないし恐れることもないということ。
浩然の気を養う(こうぜんのきをやしなう)
胸のうちに大きくのびやかな気を育てること。日々の煩わしさから離れ、山野に身を置いて心を洗うようなふるまいをいう。
知らぬが仏(しらぬがほとけ)
事情が耳に届かないでいるあいだは、波風の立たない心持ちのまま過ごせる。 ひとり事の次第を呑み込めずにいる者は、まわりの笑いを買う。
知らぬが仏、見ぬが秘事(しらぬがほとけ、みぬがひじ)
事の真相は伏せられていたほうが心は乱れず、隠されたものもあえて覗かないでおくのがよい。 のぞいた先にあるのは、たいてい拍子抜けするような中身である。
神経が太い(しんけいがふとい)
並大抵のことでは、びくともしない様子。
仁者は憂えず、知者は惑わず、勇者は懼れず(じんしゃはうれえず、ちしゃはまどわず、ゆうしゃはおそれず)
仁の心を身につけた者は、正しい筋道のうえを歩んでいるので、思い煩うことがない。知に明るい者は物事の道理を見通しているので、判断に迷わない。勇のある者は自分の信ずるところに立っているので、どんな場面でもひるまない。
臍下丹田に力を入れる(せいかたんでんにちからをいれる)
「臍下丹田」は臍(へそ)のやや下の腹部のことで、そこに力を入れると健康が得られ勇気がわくとされる。転じて、度胸を据えてどっしり落ち着くことをいう。
聖人に夢なし(せいじんにゆめなし)
昼のうちに抱え込むものが無ければ、夜に持ち越す像も無い。 眠りの深さは、その人の心の澄み方をそのまま映す。
生を視ること死の如し(せいをみることしのごとし)
生きていることと死んでいることを分け隔てせず、授かった命をあるがままに引き受けること。何ごとにも動じることなく、静かに日を送る境地をいう。
胆斗の如し(たんとのごとし)
肝が据わっていることのたとえ。度胸があって落ち着いていることのたとえ。 「斗」は、一斗(十升)入る枡(ます)のこと。 胆の大きさが一斗の枡ほどあるとの意から。
知者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ(ちしゃはみずをたのしみ、じんしゃはやまをたのしむ)
ものの道理をわきまえた人は、判断に迷いがないからよどみなく流れる川を愛し楽しむ。また、仁徳を備えた人は、静かな心で何事にも動じないからどっしりかまえた山を愛し楽しむということ。 単に「知者は水を楽しむ」「仁者は山を楽しむ」ともいう。
堵に安んず(とにやすんず)
心を落ち着けて暮らすこと。安心して暮らすこと。 「安堵」の語源とされる言葉。
度胸が据わる(どきょうがすわる)
何が起こっても動じない心が備わること。
寝た間は仏(ねたまはほとけ)
どんな悪人でも眠っている間は仏のように無心だということ。また、眠っている間は苦労や心配も忘れ、仏のような心になれるということ。
びくともしない(びくともしない)
その物に何をしても少しも動かないこと。 または、何があっても動揺したり、驚いたりしないこと。
深い川は静かに流れる(ふかいかわはしずかにながれる)
思慮深い人は決して騒ぎ立てず、冷静に行動するというたとえ。
平気の平左(へいきのへいざ)
まったく平気で少しも動じないこと。平気の平左衛門の略。
枕を高くして寝る(まくらをたかくしてねる)
気にかかることがなく安眠することのたとえ。心配ごとが何もないさまをいう。
眉一つ動かさない(まゆひとつうごかさない)
少しも表情を変えないこと。動揺した素振りをみせないさま。
見ぬは極楽、知らぬは仏(みぬはごくらく、しらぬはほとけ)
見たり知ったりすれば腹が立つことも、わからなければ穏やかな気持ちでいられるということのたとえ。 不愉快な事も、見なければ極楽気分でいられるし、知らなければ仏様のように心穏やかでいられるとの意から。
物ともせず(ものともせず)
立ちはだかるものにひるまず、そのまま押し通っていくこと。嵐や重い負担など、進む妨げになるものについていう。
安きこと泰山の如し(やすきことたいざんのごとし)
どっしりと安定していて、ものに動じない様子のたとえ。 「泰山」は、中国山東省にある大きな山で、その泰山のように落ち着いてどっしりしているとの意から。
悠揚迫らず(ゆうようせまらず)
困難な状況や切迫した事態にも、普段と変わらずゆったりと落ち着いているさま。
夢から覚めたよう(ゆめからさめたよう)
我を忘れて何かに夢中になっていた人が、ふと我に返って普段の自分を取り戻すさま。
夢が覚める(ゆめがさめる)
心の迷いがなくなり、正気を取り戻すこと。
我に返る(われにかえる)
意識を失っていたり、興奮したりした状態から普段の状態に戻ること。
