「ぺ」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 18 件
故事・ことわざ・慣用句一覧
頭の天辺から足の爪先まで(あたまのてっぺんからあしのつまさきまで)
人の身体の上から下まで。全身のこと。転じて、何から何まで。全部。すべて。
鼬の最後っ屁(いたちのさいごっぺ)
困った時にとる非常手段のたとえ。鼬(イタチ)が追い詰められたとき、悪臭を放って敵をひるませることから。
一辺倒(いっぺんとう)
一つのことに偏ること。毛沢東の論文で使われ、日本でも流行した語。
一片の雲も日を蔽う(いっぺんのくももひをおおう)
ほんのわずかで、ものの数にも入らないようなものが、ときとして大きな出来事の引き金になったり、行く手をふさいだりする。だから見くびってはならない、ということ。 空に浮かぶたった一つの小さな雲でも、太陽の前にかかれば、その光をさえぎる。句の形はこの眺めによる。「蔽う」は、間に入ってものを隠すこと。 似た句に[[一葉目を蔽えば泰山を見ず*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8814.php]]や「一指も亦明を蔽う」がある。前者は、目先の小さなことなどに心をとらわれて、大切なことに気づけなくなるのを戒めている。
有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
形あるものはひとところにとどまらず、移ろい続ける。それを嘆いてもはじまらず、世とはそういうものだということ。 「有為転変」は仏教語で、さまざまの条件が寄り合って生じたものは、その条件が移れば必ず姿を変えていくことをいう。
完璧(かんぺき)
欠点がまったくなく完全なこと。「璧」は宝玉をあらわし、きずのない宝玉の意から。
権柄晴れて(けんぺいはれて)
まわりに遠慮などせず、人目を気にしないで堂々と物事をするさま。大いばりの態度でふるまうようすも表す。 「権柄(けんぺい)」は、政治を動かす実際の力や、そうした力をともなう重い地位のこと。「晴れて」は、さまたげとなるものが取りのぞかれ、おもてだって何かができるさまを表す。 浄瑠璃(語り手が節をつけて物語を語る芸)など、江戸の昔の作品に用例が残る。辞書や事典では、「[[天下晴れて*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/5397.php]]」と同じ意味だと説明されている。
十遍探して人を疑え(じっぺんさがしてひとをうたがえ)
見当たらないと思ったら、まず自分の手落ちのほうを探す。 人に目を向けるのは、隅から隅まで当たり尽くしてからでよい。
十遍読むより一遍写せ(じっぺんよむよりいっぺんうつせ)
十回読むよりも一回書き写した方が内容をよく理解できるということ。 「十遍読むより一遍写せ」ともいう。
短兵急(たんぺいきゅう)
だしぬけである様子。いきなり。 「短兵」は短い武器のことで、それを持って急に攻めるとの意から。
道理百遍、義理一遍(どうりひゃっぺん、ぎりいっぺん)
ものの道理を百回聞かせるよりも、たった一度、義理を尽くした行いを見せるほうが、人の心を動かすことができるということ。
読書百遍、義、自ずから見る(どくしょひゃっぺん、ぎ、おのずからあらわる)
どんなに難しい本でも、繰り返し何度も読めば、自然に意味がわかってくるということ。 「読書百遍、意、自ずから通ず」ともいう。
ぺてんに掛ける(ぺてんにかける)
作り事を本当らしく仕立てて、相手をすっかり信じ込ませる。 初めから欺くつもりで仕組んでいる場合にいう。
ペナントを握る(ぺなんとをにぎる)
一季をかけた長い戦いを制し、その年の首位に立つ。 勝者に手渡される旗の名を借りた言い方。
ペンは剣よりも強し(ぺんはけんよりもつよし)
文章などによる言論の力は、武力よりも強大な力を持っているということ。 十七世紀フランスの宰相を主人公にした戯曲で、剣を抜こうとする者を押しとどめる場面の科白から。
ぺんぺん草が生える(ぺんぺんぐさがはえる)
建物や土地などが手入れされずに荒れ果てている様子。 「ぺんぺん草」はアブラナ科の植物のナズナの別称。 雑草であるナズナが生えたままになっている様子からいう言葉。
ペンを折る(ぺんをおる)
文章や詩歌などを書くことをやめること。 文筆活動をやめること。 「ペンを折る」ともいう。
頬っぺたが落ちる(ほっぺたがおちる)
一口ふくんだとたん、顔の力が抜けてしまうほど旨い。 度を越したうまさを、大げさな身振りに託した言い方。
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