「右」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 16 件
「右」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
咽喉右臂の地(いんこうゆうひのち)
そこを押さえられれば全体が立ちゆかなくなる、細くけわしい要所。人の首すじにあたる箇所になぞらえて、国の守りの鍵となる土地をいう。
右次左次物言わず(うじさじものいわず)
賛成とも反対とも言わず、不平や注文もひとつも口にしないで、じっと黙りとおすこと。そこからさらに進んで、だれとも一言も話さずに通すありさまも指す。 「右次左次(うじさじ)」は「あれやこれや」という意味の古い言葉で、もとは、あれこれと何ひとつしゃべらないということ。 名の起こりには次のような言い伝えがある。欽明天皇のころ、僧の守るべききまり(戒律)を携えて百済から渡ってきた二人の僧を、仏教を嫌う物部尾輿が遠くへ流したうえ、むりやり僧をやめさせ、それぞれ右次郎・左次郎という名を付けて牢に閉じこめた。二人はどれほどつらく当たられても、それからは口を閉ざして何ひとつ語ろうとしなかったそうだ。
兄弟は左右の手なり(けいていはさゆうのてなり)
きょうだいは身に備わった二本の手にひとしく、一方を失えばもう代わりが利かない。それだけの重みをもって向き合えという教え。
言を左右にする(げんをさゆうにする)
あれこれ理由をつけて、はっきり言わずにあいまいな言い方をする。
左右の手を失うが如し(さゆうのてをうしなうがごとし)
まるで両方の手を同時に失ったかのように、最も信頼していたものを失って落ち込むこと。
左右を顧みて他を言う(さゆうをかえりみてたをいう)
答えに窮して、話題を逸らしたり話をはぐらかしたりすること。孟子に問い詰められた斉の宣王が、左右を顧みて、無関係な別のことを言ったという故事から。
座右の銘(ざゆうのめい)
常に自分のそばに書き記しておいて心に留め、戒めとする言葉。「座右」は、身近の意。
その右に出ずる者なし(そのみぎにいずるものなし)
並べてみても、その人より上に置ける者がいない。 席次で右を上とした古い習わしから、右へは誰も座れないという言い方になった。
左は勝手、右は得手(ひだりはかって、みぎはえて)
何でも巧みにやれることのたとえ。「勝手」は自由に使いこなせること、「得手」は得意とすること。左手も右手も自由自在に使えるということから。
左鮃右鰈(ひだりひらめみぎかれい)
鮃と鰈の見分け方をいったもの。目がからだの左側にあるのが鮃で、右側にあるのが鰈だということ。
回れ右をする(まわれみぎをする)
体を真後ろへ向け直して、進んできたほうへ足を戻すこと。号令一つで体の向きが入れ替わる動作からきた形で、行くつもりだった先を目前にして取りやめる場合にも用いる。
右から左(みぎからひだり)
手にしたお金や品物が、少しも手もとに残らないまま、すぐほかへ出ていってしまうこと。
右と言えば左(みぎといえばひだり)
こちらが右と言うと左と返すように、相手の言うことには何でも逆らうこと。
右に出る者がない(みぎにでるものがない)
一番すぐれていて、その人に優る者がいないということ。昔、中国で右を上席としたことから。
右の耳から左の耳(みぎのみみからひだりのみみ)
右の耳に入った言葉が、どこにもとどまらずに左の耳へ通り抜けていく。 何度聞かされても頭に何ひとつ残らないさまをいう。
右を見ても左を見ても(みぎをみてもひだりをみても)
どの方向を見ても。
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