「浮」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 19 件
「浮」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
浮いた噂(ういたうわさ)
男女関係についての色っぽいうわさ。
浮かぬ顔(うかぬかお)
心配事などがあって、晴れ晴れとしない顔つき。
浮かぶ瀬(うかぶせ)
苦しい境遇や立場から抜け出す機会。 「瀬」は、川の浅い所。転じて、場所や機会の意。
浮かぶ瀬がない(うかぶせがない)
苦しい境遇や立場から逃れる機会が得られない様子。 「浮かぶ瀬」は、川の浅い所。転じて、場所や機会の意。
浮き足立つ(うきあしだつ)
不安や恐れにとらわれてうろたえ、いまにも逃げようとする構えになる。
「敵の奇襲に兵たちが[浮き足立つ]」浮き川竹(うきかわたけ)
遊女(昔、遊郭で働き、男の客を迎えた女性)の、落ち着く先の定まらないつらい身の上。 川べりに生えた竹が流れの中で浮いたり沈んだりするありさまに遊女の暮らしをなぞらえた表現で、「浮き」と同じ音の「憂き(つらい)」をかけている。 「川竹の」は「流れ」を引き出すための飾りのことば(枕詞)で、謡曲などに見られる昔の言い回し。「浮き川竹」ともいう。
浮き沈み七度(うきしずみななたび)
長い人生には良いときもあれば悪いときもあり、それを何度も繰り返すということ。
浮き名を流す(うきなをながす)
恋愛や情事などの噂が世間に注目される。
浮き彫りにする(うきぼりにする)
物事の本質を明らかにし、はっきりと示すこと。
浮世の風(うきよのかぜ)
思うようにならない世間の風潮。
浮世の苦楽は壁一重(うきよのくらくはかべひとえ)
苦しい暮らしと安楽な暮らしとを分けているのは、仕切り一枚ほどの薄い境にすぎない。人の境涯はたやすく裏返るのだから、嘆くにも浮かれるにも先走らぬがよい。
浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
とかく世間では外見を重んじ、うわべで内容を判断しがちだということ。七分は十分の七のことで、衣装で七分がた評価が下される意から。
浮世は一分五厘(うきよはいちぶごりん)
この世のあれこれは、よくよく考えてみれば、そう大事がるような値打ちなど持っていないのだ、という意味。 人の世を軽んじる気持ちをこめて用いる。 「一分五厘」は江戸時代のほんのわずかな額のお金のことで、その額で米を買えば一人が一日食べていけるほどだった、との説もある。
浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
この世の憂さは、車輪が回るのと変わらず、絶え間なく身の上へ押し寄せる。 牛車の輪が止まることなく回り続けるさまへ、振り切れない世のならいを託した言い方。「牛」に「憂し」の音を掛ける。
浮世は回り持ち(うきよはまわりもち)
幸不幸、貧富、栄枯盛衰などは絶えず人から人へと回っていき、一ヶ所にとどまらないということ。
浮世は夢(うきよはゆめ)
この世はまるで夢のようにはかなく短いものであるということ。
浮世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
世渡りは、内面にやさしさと柔軟性をもち、物事のけじめはきっちりとつけよというたとえ。豆腐は外見が四角くきちんとした形だが、内は柔らかいことから。
浮気と乞食はやめられぬ(うわきとこじきはやめられぬ)
悪い習慣はあらためにくいということ。 浮気も乞食も一度味をしめたらやめられないとの意から。 「浮気」と「乞食」の「き」を語呂合わせしたもの。
浮生夢の如し(ふせいゆめのごとし)
生きて過ごす年月は、過ぎてしまえば手のうちに何も残らない。 確かに掴んだつもりのものが、振り返れば影のように薄いという嘆き。
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