一利を興すは一害を除くに如かず
ことわざ「一利を興すは一害を除くに如かず」の意味・読み方を解説します。
一利を興すは一害を除くに如かず
いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず
| 言葉 | 一利を興すは一害を除くに如かず |
|---|---|
| 読み方 | いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず |
| 意味 | 新たに得になることを起こすより、いま障りになっているものを一つ消すほうが値打ちがある。政を預かる者への戒めとして、元の耶律楚材が説いた言葉。 |
| 出典 | 『元史』耶律楚材伝 |
| 場面 | 政治 / 上の立場の人の心得 |
| 使用語彙 | 一利 / 興す / 害 |
| 使用漢字 | 一 / 利 / 興 / 害 / 除 / 如 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
「利」を含むことわざ
- 一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)
- 一升徳利に二升は入らぬ(いっしょうどっくりににしょうははいらぬ)
- 腕が利く(うでがきく)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 押さえが利く(おさえがきく)
- 押しが利く(おしがきく)
- 男冥利に尽きる(おとこみょうりにつきる)
- 親の意見と冷や酒は後で利く(おやのいけんとひやざけはあとできく)
- 女冥利に尽きる(おんなみょうりにつきる)
- 顔が利く(かおがきく)
「興」を含むことわざ
「害」を含むことわざ
- 一利を興すは一害を除くに如かず(いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず)
- 災害は忘れた頃にやってくる(さいがいはわすれたころにやってくる)
- 心証を害する(しんしょうをがいする)
- 百害あって一利なし(ひゃくがいあっていちりなし)
- 養う所を以て其の養う所を害せず(やしなうところをもってそのやしなうところをがいせず)
「除」を含むことわざ
- 一利を興すは一害を除くに如かず(いちりをおこすはいちがいをのぞくにしかず)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
