命より名を惜しむ
ことわざ「命より名を惜しむ」の意味・読み方を解説します。
命より名を惜しむ
いのちよりなをおしむ
| 言葉 | 命より名を惜しむ |
|---|---|
| 読み方 | いのちよりなをおしむ |
| 意味 | 生きのびることより、自分の名に傷がつくのを防ぐほうを重く見るということ。名誉を守れるのなら、命を失うこともおそれない。
「名」は、世の中での評判や名誉のこと。名を惜しむを命と比べて強く言い表した形で、「命よりも名を惜しむ」とも言う。 よく似た考え方の言葉に命は鴻毛より軽しがあり、反対に命を何より大切にする考え方を表す言葉に命あっての物種がある。 |
| 例文 | 敵に背を向けて生きのびるより、踏みとどまって戦うことを選んだ。まさに命より名を惜しむ武士の生き方である。 |
| 場面 | 決死の覚悟 / 名誉 |
| 使用漢字 | 命 / 名 / 惜 |
「命」を含むことわざ
- 一命を取り止める(いちめいをとりとめる)
- 命あっての物種(いのちあってのものだね)
- 命から二番目(いのちからにばんめ)
- 命知らず(いのちしらず)
- 命長ければ恥多し(いのちながければはじおおし)
- 命長ければ蓬莱に会う(いのちながければほうらいにあう)
- 命に替えても(いのちにかえても)
- 命に過ぎたる宝なし(いのちにすぎたるたからなし)
- 命の親(いのちのおや)
- 命の洗濯(いのちのせんたく)
「名」を含むことわざ
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 言い勝ち功名(いいがちこうみょう)
- 伊勢は津で持つ津は伊勢で持つ尾張名古屋は城で持つ(いせはつでもつつはいせでもつおわりなごやはしろでもつ)
- 浮き名を流す(うきなをながす)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 汚名を雪ぐ(おめいをすすぐ)
- 歌人は居ながらにして名所を知る(かじんはいながらにしてめいしょをしる)
- 勝ち名乗りを上げる(かちなのりをあげる)
- 嫌いは知らぬの唐名(きらいはしらぬのからな)
