懸けまくも畏き
ことわざ「懸けまくも畏き」の意味・読み方・異形などを解説します。
懸けまくも畏き
かけまくもかしこき
| 言葉 | 懸けまくも畏き |
|---|---|
| 読み方 | かけまくもかしこき |
| 意味 | 声に出して申し上げるだけでも、恐れ多くて身がすくむほどだ、と相手を仰ぐ古語の言い回し。神や仏、天皇のように、この上なく尊い存在を話題にする際に用いる。
今も神社の祝詞(神前で神主が読み上げる言葉)に残る決まり文句で、あとに続く神の名などの前に置き、その相手を深くうやまう気持ちを先に表す。 「懸けまく」は、「懸く」(言葉にのせて口にする)に、推し量る意や「…しよう」という意をそえる古い助動詞「む」が付き、さらに全体を名詞のようにまとめる「く」が加わった形。「畏き」は「おそれ多い」を表す古語「畏し」が、あとの名詞へ続く形。間に「あやに」(言葉では言い尽くせないほど)をはさみ、「かけまくもあやにかしこき」とも言う。 |
| 例文 | 神主が懸けまくも畏きと祝詞を唱え始めると、拝殿に集まった人々は自然と頭を垂れた。 |
| 異形 | かけまくもあやにかしこき(かけまくもあやにかしこき) |
| 場面 | 言葉遣い / 神 |
| 使用漢字 | 懸 / 畏 |
