牛首を懸けて馬肉を売る
「牛首を懸けて馬肉を売る」の意味・読み方を解説します。類句に「看板に偽りあり」などがあります。
牛首を懸けて馬肉を売る
ぎゅうしゅをかけてばにくをうる
| 言葉 | 牛首を懸けて馬肉を売る |
|---|---|
| 読み方 | ぎゅうしゅをかけてばにくをうる |
| 意味 | 客寄せに門へ牛の頭を吊るしておきながら、奥では馬の肉を量って渡す。人へ向けて掲げる建前と、その手でしていることとが揃っていない場合をいう。斉の霊公が、宮中では女に男の装いをさせておきながら民にはこれを禁じたのを、晏子がこの言い方で諫めたという。 |
| 出典 | 『晏子春秋』 |
| 場面 | 牛 / 外見と実質が釣り合わない / 言行が伴わない |
| 類句 | 看板に偽りあり(かんばんにいつわりあり) |
| 看板倒れ(かんばんだおれ) | |
| 羊頭を懸けて狗肉を売る(ようとうをかけてくにくをうる) | |
| 玉を衒いて石を売る(たまをてらいていしをうる) | |
| 使用語彙 | 牛 / 売る |
| 使用漢字 | 牛 / 首 / 懸 / 馬 / 肉 / 売 |
「牛」を含むことわざ
- 商いは牛の涎(あきないはうしのよだれ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
- 牛に引かれて善光寺参り(うしにひかれてぜんこうじまいり)
- 牛の歩み(うしのあゆみ)
- 牛の一散(うしのいっさん)
- 牛の角突き合い(うしのつのつきあい)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 牛の涎(うしのよだれ)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
「首」を含むことわざ
- 匕首に鍔(あいくちにつば)
- 朝比奈と首引き(あさひなとくびひき)
- 足駄を履いて首ったけ(あしだをはいてくびったけ)
- 鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
- 鶴首(かくしゅ)
- 鎌首をもたげる(かまくびをもたげる)
- 雁首を揃える(がんくびをそろえる)
- 狐死して丘に首す(きつねししてきゅうにしゅす)
- 鳩首(きゅうしゅ)
- 首が危ない(くびがあぶない)
「懸」を含むことわざ
- 命を懸ける(いのちをかける)
- 懸かるも引くも折による(かかるもひくもおりによる)
- 嵩に懸かる(かさにかかる)
- 願を懸ける(がんをかける)
- 懸河の弁(けんがのべん)
- 心に懸ける(こころにかける)
- 歯牙に懸ける(しがにかける)
- 羊頭を懸けて狗肉を売る(ようとうをかけてくにくをうる)
「馬」を含むことわざ
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛は牛連れ、馬は馬連れ(うしはうしづれ、うまはうまづれ)
- 牛も千里馬も千里(うしもせんりうまもせんり)
- 牛を馬に乗り換える(うしをうまにのりかえる)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 馬から落ちて落馬する(うまからおちてらくばする)
「肉」を含むことわざ
- 皮を切らせて肉を切り、肉を切らせて骨を切る(かわをきらせてにくをきり、にくをきらせてほねをきる)
- 苦肉の策(くにくのさく)
- 骨肉相食む(こつにくあいはむ)
- 俎上の肉(そじょうのにく)
- 大豆は畑の肉(だいずははたけのにく)
- 血となり肉となる(ちとなりにくとなる)
- 血湧き肉躍る(ちわきにくおどる)
- 肉が落ちる(にくがおちる)
- 肉付けをする(にくづけをする)
- 髀肉の嘆(ひにくのたん)
