影を畏れ迹を悪むとは
影を畏れ迹を悪む
かげをおそれあとをにくむ
言葉 | 影を畏れ迹を悪む |
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読み方 | かげをおそれあとをにくむ |
意味 | 自分で勝手に悩みを作り、心を平静に保つことができないことのたとえ。
自分の影と足跡におびえ、それから逃れようと走り続けて、ついに力尽きて死んでしまったという故事から。 |
出典 | 『荘子』漁夫 |
使用語彙 | 畏れ |
使用漢字 | 影 / 畏 / 迹 / 悪 |
「影」を含むことわざ
- 暗影を投じる(あんえいをとうじる)
- 暗影を投ずる(あんえいをとうずる)
- 一犬影に吠ゆれば百犬声に吠ゆ(いっけんかげにほゆればひゃっけんこえにほゆ)
- 陰影に富む(いんえいにとむ)
- 噂をすれば影(うわさをすればかげ)
- 噂をすれば影が差す(うわさをすればかげがさす)
- 影が薄い(かげがうすい)
- 影が差す(かげがさす)
- 陰に託して影を求む(かげにたくしてかげをもとむ)
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
「畏」を含むことわざ
- 影を畏れ迹を悪む(かげをおそれあとをにくむ)
- 後生、畏るべし(こうせい、おそるべし)
「迹」を含むことわざ
- 影を畏れ迹を悪む(かげをおそれあとをにくむ)