君命を辱めず

ことわざ「君命を辱めず」の意味・読み方を解説します。

言葉君命を辱めず
読み方くんめいをはずかしめず
意味主君から言いつかった役目を、主君の顔に泥を塗らずに果たしきること。使者として外国へ送り出された家来が、務めをしくじらずに果たす姿が、句のおおもとにある。
『論語』子路で、弟子の子貢に「どういう人なら士(国に仕える身分のある者)と呼べるか」と尋ねられて、孔子は自分の行いに恥を知ることと並べて、よその国への使いに出て君命を辱めないことを、その条件に数えている。
主君の名誉を重んじるという点で君、辱めらるれば臣死すと通い合う。同じ「君命」の句に、戦場ではあえて主君の命令に従わないこともあるとする君命も受けざる所ありもある。この句の裏返しで、行いによって自分の名を落とすことを名を辱めるという。
例文隣の国との難しい話し合いをまとめて帰ってきた使者は、まさに君命を辱めずの働きだと殿様からほめられた。
出典『論語』子路
場面仕事 / 地位
使用漢字君 / 命 / 辱

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