黍離の嘆
ことわざ「黍離の嘆」(しょりのたん)の意味・読み方を解説します。
黍離の嘆
しょりのたん
| 言葉 | 黍離の嘆 |
|---|---|
| 読み方 | しょりのたん |
| 意味 | 国が滅び、栄えていた都や町がすっかり荒れ果てたのを見て、深く悲しみ嘆くこと。
「黍」は穀物のきび。「黍離」は、実ったきびが穂を重く垂らしたさまのこと。 周の都が東へ移されたのち、周の役人が仕事で昔の都を訪れると、祖先を祭った建物も宮殿も跡形もなく、あたり一面がきび畑になっていた。周の王室が衰え倒れたことを悲しみ、その場を立ち去りかねて作ったのが、『詩経』の一編「黍離」だとされ、語はこれにちなむ。 殷が滅んだのち、都の跡に麦が茂るさまを悲しんだ故事による麦秀の嘆も、ほぼ同じ心を表す。四字に詰めた形の黍離之嘆もある。 |
| 例文 | 戦で焼かれた城下町の跡に立ち、黍離の嘆を覚えずにはいられなかった。 |
| 出典 | 『詩経』王風・黍離 |
| 場面 | 嘆く / 衰える |
| 使用漢字 | 黍 / 離 / 嘆 |
「黍」を含むことわざ
- 鶏黍(けいしょ)
- 黍離の嘆(しょりのたん)
「離」を含むことわざ
- 合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 鸚鵡よく言えども飛鳥を離れず(おうむよくいえどもひちょうをはなれず)
- 沖にも付かず磯にも離る(おきにもつかずいそにもはなる)
- 金離れがいい(かねばなれがいい)
- 久離を切る(きゅうりをきる)
- 腐れ縁は離れず(くされえんははなれず)
- 射程距離に入る(しゃていきょりにはいる)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
- 猩猩能く言えども禽獣を離れず(しょうじょうよくいえどもきんじゅうをはなれず)
