黍離の嘆

ことわざ「黍離の嘆」(しょりのたん)の意味・読み方を解説します。

言葉黍離の嘆
読み方しょりのたん
意味国が滅び、栄えていた都や町がすっかり荒れ果てたのを見て、深く悲しみ嘆くこと。
「黍」は穀物のきび。「黍離」は、実ったきびが穂を重く垂らしたさまのこと。
周の都が東へ移されたのち、周の役人が仕事で昔の都を訪れると、祖先を祭った建物も宮殿も跡形もなく、あたり一面がきび畑になっていた。周の王室が衰え倒れたことを悲しみ、その場を立ち去りかねて作ったのが、『詩経』の一編「黍離」だとされ、語はこれにちなむ。
殷が滅んだのち、都の跡に麦が茂るさまを悲しんだ故事による麦秀の嘆も、ほぼ同じ心を表す。四字に詰めた形の黍離之嘆もある。
例文戦で焼かれた城下町の跡に立ち、黍離の嘆を覚えずにはいられなかった。
出典『詩経』王風・黍離
場面嘆く / 衰える
使用漢字黍 / 離 / 嘆

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