「誇り」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 25 件
「誇り」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全25件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
辺りを払う(あたりをはらう)
周囲の人が近寄りがたいほど、堂々としていて威厳があるさま。
一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
たとえ貧しくても男には男の誇りと本分があるということ。禄高がたとえ一合でも武士にかわりはないということから。
一輪咲いても花は花(いちりんさいてもはなははな)
たとえ小さく目立たない存在でも、その存在自身には何ら変わりはないということ。
一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)
どんなに小さくて弱いものにも、それ相応の意地や考えがあるので侮ってはいけないということ。 わずか一寸の虫でもからだ半分の五分の魂があるとの意から。
芋頭でも頭は頭(いもがしらでもかしらはかしら)
どんなに小さな集団の長でも、長にかわりはないということ。「芋頭」は里芋の球茎、親芋。
腕に覚えがある(うでにおぼえがある)
以前の経験から、自分の能力や技術に自信を持っていること。
怖めず臆せず(おめずおくせず)
まったく気後れせずに堂々と振る舞うさま。
肩身が広い(かたみがひろい)
世間に対して面目がたち、得意げにするさま。
借り着より洗い着(かりぎよりあらいぎ)
人に頼ってぜいたくな暮らしをするより、自分の力で分相応な生活をするほうがよいということ。 人に借りた晴れ着より、洗いざらしでも自分の着物のほうがよいとの意から。
気位が高い(きぐらいがたかい)
自分の品位に誇りをもっていて、他者を見下すような態度をとる様子。
沽券に関わる(こけんにかかわる)
品位や体面にさしさわることをいう。「沽券」は、土地や家の売買契約の証文のこと。転じて、体面の意。
ごまめでも尾頭つき(ごまめでもおかしらつき)
体は小さくとも、あるべきものは何一つ欠けていないこと。「ごまめ」は乾かした小魚で、頭も尾も付いたままの姿からいう。
人後に落ちない(じんごにおちない)
そこだけは誰にも譲らないと言い切れるものがある。 腕前に覚えのあるときに使う。
玉となって砕くとも瓦となって全からじ(たまとなってくだくともかわらとなってまったからじ)
名誉を守るために死ぬことはあっても、いたずらに生きながらえるだけのむなしい生涯を送りたくはないということ。 貴重な玉として砕かれてしまってもよいが、無価値な瓦として安全に生涯を全うしたいとは思わないとの意から。
乃公出でずんば(だいこういでずんば)
「もし自分がやらなければ、いったい他の誰ができるというのか」の意。 「乃公」は男子が自分のことを尊大に言う語。俺さま・吾輩の意。
天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)
天地の間に自分にまさる尊い者はいないということ。釈迦が誕生してすぐに七歩歩み、右手で天を指し、左手で地を指して唱えたといわれる言葉。「天下」は「てんが」とも読む。
鼻が高い(はながたかい)
得意げな様子。誇らしく思っている様子。
鼻を高くする(はなをたかくする)
評価や名声が高くなるような良い結果を出して、得意になること。
人必ず自ら侮りて然る後に人これを侮る(ひとかならずみずからあなどりてしかるのちにひとこれをあなどる)
まず当人が己をぞんざいに扱い、世間がその人を低く見るのはそのあとに来る。人から粗末に扱われたくないなら、はじめに己を粗末にしないこと。
武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ)
武士は貧しくて食事ができなくても、食べたふりをして楊枝を使い、他人に空腹を見せないようにするということ。転じて、貧しくても誇りを持って生きるべきだということ。
襤褸を着ても心は錦(ぼろをきてもこころはにしき)
たとえぼろぼろの衣服を着ていても心の中は錦を着ているように美しい。外見よりも内面が大事だということ。
胸を張る(むねをはる)
堂々として、自信に満ちあふれた態度を示すこと。
痩せ腕にも骨(やせうでにもほね)
見た目は頼りない相手でも、内には譲れないものを持っている。見くびって当たれば手痛い目に遭う。 細く痩せた腕にも、中を通る骨は硬いとの意から。
痩せても枯れても(やせてもかれても)
どんなに落ちぶれようとも、誇りや志は持ち続けるという気概を示す言葉。
藁で束ねても男は男(わらでたばねてもおとこはおとこ)
藁で髪を束ねるような貧しい暮らしをしていても、男にはそれなりの値打ちがあるということ。
