「疑う」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 19 件
「疑う」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全19件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
青菜は、茹でたり炒めたりすると量が大幅に減るが、料理を知らない男性にとっては、その変化が理解しにくい。 調理後の量を見て「あんなにたくさんあったのに、どこへ行ったのだ」と不審に思われることがある。 転じて、無用な誤解や疑惑を避けるために、疑われる可能性のある行動は最初から控えるべきだということ。
痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)
やましいところがないのに疑いをかけられること。 腹痛でもないのに、痛いところはどこかと探られるとの意から。
疑いを挟む(うたがいをはさむ)
ある事柄に対して疑いの気持ちを抱くこと。
胡乱の沙汰(うろんのさた)
素性の知れない、うさんくさい取り沙汰のこと。 「胡乱」の「胡」は中国から見た北方の異民族を指す字で、その風習が不可解と映ったところから、あやしくて信の置けない意になったという。「沙汰」はここでは世間の評判をいう。
首を傾げる(くびをかしげる)
腑に落ちない気持ちが、首を斜めに傾ける仕草になって表れること。
首を捻る(くびをひねる)
納得がいかず、あれこれ思案するようす。
下種の勘繰り(げすのかんぐり)
自分の物差ししか持たない者は、他人の挙動を悪いほうへ悪いほうへと結びつけたがる。その当てずっぽうには当人の底が透けている、という嘲りを込めて使う。
ちょっと来いに油断すな(ちょっとこいにゆだんすな)
「ちょっと来い」と呼ばれると、ちょっとの用事では済まず、ろくな用事でないことが多い。だから、心してかかれということ。
敵に味方あり味方に敵あり(てきにみかたありみかたにてきあり)
敵の中にも、こちらの理解者はいるし、反対に味方の中にも気を許してはいけない相手もいるということ。
寺から出れば坊主(てらからでればぼうず)
そう思われても仕方がないことのたとえ。 寺から出てくる者は僧侶と思われても仕方がないとの意から。
七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ)
見当たらないと思ったら、まず自分の手落ちのほうを探す。 人に目を向けるのは、隅から隅まで当たり尽くしてからでよい。
濡れ衣を着せる(ぬれぎぬをきせる)
無実の罪を負わせることのたとえ。 「濡れ衣」は無実の罪のこと。
杯中の蛇影(はいちゅうのだえい)
疑えば、なんでもないことにまで神経を悩まし苦しむことのたとえ。杯に映った弓の影を蛇と見間違え、蛇を飲んだと思い込んで病気になったが、それが間違いだとわかると、たちまち治ったという故事から。
人を見たら泥棒と思え(ひとをみたらどろぼうとおもえ)
他人は信用できないので、泥棒と疑ってかかるくらい用心したほうがよいということ。
火は火元から騒ぎ出す(ひはひもとからさわぎだす)
最初に騒ぎ出した者が、事件の張本人であることが多いということ。火事の時、まず火元の家人が騒ぎ立てることから。
褒める人には油断すな(ほめるひとにはゆだんすな)
言葉巧みに近づいてくる者は、下心があるから油断してはいけないということ。
眉唾物(まゆつばもの)
疑わしいもの。また、信用できないこと。 「眉唾」ともいう。
眉に唾をつける(まゆにつばをつける)
騙されないように用心するたとえ。狐や狸に化かされないためには眉に唾を付けるのがよいという俗説から。 また、「眉に唾を塗る」「眉に唾する」ともいう。
我が身に偽りある者が人の誠を疑う(わがみにいつわりあるものがひとのまことをうたがう)
後ろ暗さを抱えている者ほど、まっすぐな相手の心まで疑うということ。 自分の物差しで人を測るため。
