「盛んな勢い」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 54 件
「盛んな勢い」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全54件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
頭を擡げる(あたまをもたげる)
今まで意識していなかった考えや思いが浮かんでくる。 また、少しずつ力をつけて、実力を示すようになる。台頭する。
油を注ぐ(あぶらをそそぐ)
勢いのあるものにさらに勢いを加えるたとえ。
意気が揚がる(いきがあがる)
何かをやり遂げようとする積極的な気持ちが高まること。
意気天を衝く(いきてんをつく)
意気込みが非常に盛んであること。 「意気衝天(いきしょうてん)」ともいう。
息を吹き返す(いきをふきかえす)
生き返る。また、よくない状態に陥っていたものが、再び勢いを取り戻す。
韋駄天走り(いだてんばしり)
非常に速く走ること。 「韋駄天」は、非常に足が速いとされる仏法の守護神。 その韋駄天のような速さで走るとの意から。
一世を風靡する(いっせいをふうびする)
その時代の人々を、一つの傾向に従わせること。また、その時代に大きな影響を与えること。
鰻登り(うなぎのぼり)
物価や人気、地位などが、とどまるところを知らずに上がり続けることのたとえ。 鰻は体をくねらせながらも水中をまっすぐ上っていくもので、その勢いに見立てた言い方。
円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
非常に勢いが激しく、抑えようがないことのたとえ。 高い山から丸い石を落とすと、ものすごい勢いで転がることから。
鬼に金棒(おににかなぼう)
もともと強いものがさらに強くなることのたとえ。もともと強い鬼に鉄の棒を持たせる意から。「金棒」は「鉄棒」とも書く。江戸いろはがるたの一つ。
風を切る(かぜをきる)
勢いよく進むさま。また、風に逆らって進むさま。
勝ちに乗ずる(かちにじょうずる)
勝った勢いのまま、つぎつぎに物事をおこなうこと。
蓋世の気(がいせいのき)
意気がきわめて盛んなこと。「蓋」は覆い隠すという意。世の中を覆い尽くすほどの意気が旺盛だということから。
気勢を上げる(きせいをあげる)
これからやるぞという構えが、声や動きになって外へ出る。人が集まっているほど場に熱がこもり、はたから見ても分かる形になる。
興に乗る(きょうにのる)
物事を進行するうちに面白くなり、ますます調子づくさま。 「興に乗じる」ともいう。
旭日昇天の勢い(きょくじつしょうてんのいきおい)
天に昇る朝日のように、勢いが盛んなようす。「旭日」は、朝日の意。
気を吐く(きをはく)
まわりが沈んでいるなかで、ひとり奮い立って気概を見せること。 勢いのあるところを口に出して示す場合にもいう。
草木も靡く(くさきもなびく)
権力や勢力が盛んで、多くの人々が従う様子。
景気を付ける(けいきをつける)
なんらかの刺激をあたえて、雰囲気や気分が盛り上がるように活気付けること。
決河の勢い(けっかのいきおい)
猛烈な勢いのたとえ。「決」は、切れる意。川の水の流れが堤防を決壊するようなすさまじい勢いであるということ。
血気盛りに神祟らず(けっきさかりにかみたたらず)
体に力の漲っている時分なら、少々羽目を外したところで罰は下らない。勢いのある者の行き過ぎに、天は目をつぶるものだという見方。
死灰復燃ゆ(しかいまたもゆ)
一度燃え尽きた灰がもう一度燃え上がること。 転じて、いったん失った勢いが盛り返すこと。 または、解決したはずの物事が再び問題になること。 獄につながれた漢の韓安国が、番人に辱められて、消えた灰とてまた燃えぬものかと言い返すと、燃えたら小便をかけてやると嘲られた。のちに高い官に就いた安国は、逃げ隠れした番人を咎めずに許した。
猖獗を極める(しょうけつをきわめる)
病気などのよくないものが猛威をふるうこと。
堰を切る(せきをきる)
川の水をふさぐ堰が崩れたときのように、胸の内に閉じ込めていた思いが、ふとした拍子に止めどなく表へ出る。
千里一跳ね(せんりひとはね)
一息に事を成し遂げて、たちまち高みへ躍り出ること。 大きな鳥はひとたび羽ばたけば千里の先まで行ってしまう。その一飛びに人の出世を重ねた言い方。
脱兎の勢い(だっとのいきおい)
逃げるうさぎのように、きわめて迅速なことのたとえ。
脱兎の如し(だっとのごとし)
逃げるうさぎのように、非常にすばやいことのたとえ。
力山を抜き、気は世を蓋う(ちからやまをぬき、きはよをおおう)
勇壮な気性のたとえ。 山を引き抜くほどの大きな力と、世界を覆い尽くすほどの意気があるとの意。 敵に取り囲まれた四面楚歌の状況で楚の項羽がうたった詩「垓下歌」の一節。 「抜山蓋世」ともいう。
宙に舞う(ちゅうにまう)
地面から離れ、風に乗ったように体や物が動く。 胴上げされた人や、吹き上げられた花びらの様子にいう。
調子が付く(ちょうしがつく)
物事の勢いが増していくこと。
血湧き肉躍る(ちわきにくおどる)
戦闘や勝負などの前に高揚して全身に力が満ちる様子。
天井知らず(てんじょうしらず)
相場などが上がり続けて、どこまで上がるか予測がつかない様子。
天を衝く(てんをつく)
山や建物などが一際高く立つ様子。 または、勢いがこの上なく盛んな様子。
飛ぶ鳥を落とす勢い(とぶとりをおとすいきおい)
権力や勢力が盛んな様子。 空を飛んでいる鳥さえ落としてしまうほどの勢いとの意から。
熱気を帯びる(ねっきをおびる)
その場の雰囲気が高まり、緊迫感が感じられる様子。
羽が利く(はがきく)
勢いがあって、思うままに振る舞うことができる。世間で有力な立場にあり、無理が通る。金銭的な力がある。羽振りがよい。
刃金を鳴らす(はがねをならす)
武勇や手柄をあげて名を広く知らしめること。また、勢威をふるうこと。 「刃金」は刀剣のこと。
拍車を掛ける(はくしゃをかける)
事の進行を一段と速めるたとえ。 「拍車」は乗馬靴のかかとに取り付ける金具で、これで馬の腹を蹴り刺激を与えて速く走らせることから。
走り馬にも鞭(はしりうまにもむち)
すでに十分な速さのものを、それでもまだ急がせる。 加減より、行けるところまで行かせるほうを選ぶ。 「駆ける馬にも鞭」「駆け馬に鞭」ともいう。
弾みがつく(はずみがつく)
一つうまく運んだことがきっかけになって、あとが目に見えて軽くなる。 それまで重かった足取りが急に前へ出るようになり、そのまま先まで押し切れる。
破竹の勢い(はちくのいきおい)
一度動き出したら誰にも押しとどめられない進み方。序盤で流れをつかんだ側が、そのまま最後まで押し切っていく形をいう。 呉を攻めた晋の杜預が、いまの軍の勢いは竹を割るのと同じで、初めの数節さえ裂ければあとは刃を迎えて自ずと割れると言い、そのまま攻め落とした。
鼻息が荒い(はないきがあらい)
物事に取り組もうとする意気込みが激しい様子。
火が火を喚ぶ(ひがひをよぶ)
気質の通じ合うもの同士は、おのずと一つ所に落ち合うということ。 また、いきおいづいたものが、いよいよ盛んになっていくさまにもいう。 火が近くの火を招き寄せて燃えひろがるところから。
飛脚に三里の灸(ひきゃくにさんりのきゅう)
勢いのあるものにさらに勢いをつけるたとえ。「三里」は、膝頭の下の灸点で、ここに灸をすえると足を丈夫にするといわれている。足の速い飛脚が三里に灸をすえれば、さらに足が強くなることから。
人盛んにして神祟らず(ひとさかんにしてかみたたらず)
人の運勢が盛んな時は、神仏でもこれをとどめることが出来ないということ。
火に油を注ぐ(ひにあぶらをそそぐ)
燃えさかっている火に油をかけるように、勢いのあるものにさらに勢いを加えるたとえ。
日の出の勢い(ひのでのいきおい)
朝日が昇るように勢いが盛んな様子。
弁慶に薙刀(べんけいになぎなた)
十分強いものがさらに強みをますことのたとえ。 何も持たなくても強い弁慶に、一番得意とする武器の薙刀を持たせることから。
帆掛け船に艪を押す(ほかけぶねにろをおす)
勢いのあるものに、さらに力を加えることのたとえ。 帆に風を受けて走る舟に、さらに艪を使うとの意から。
余勢を駆る(よせいをかる)
何かを成し遂げた勢いのまま、次の行動に移ること。
燎原の火(りょうげんのひ)
激しい勢いで広がっていき、防ぎ止められないことのたとえ。「燎原」は野原を焼く意で、野原を焼く火は、すさまじい勢いで燃え広がり手がつけられないことから。
坩堝と化す(るつぼとかす)
その場に集まった多くの人々の興奮が高まって熱狂した状態になること。
烈風枯葉を掃う(れっぷうこようをはらう)
鍛え上げられた側と、寄せ集めのままの側とがぶつかったとき、決着は当たる前についている。手向かう構えを整える間もなく散らされてしまうほど、地力の開きが大きい。 木枯らしが地に落ちた葉を一息でさらってゆく、その一方的な速さから。
我が世の春(わがよのはる)
物事が全て望み通りになる絶頂期。
