「好み」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 39 件
「好み」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全39件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
過ちは、自分の好きな事や得意な事をしている時に、つい油断して起こるということ。
如何物食い(いかものぐい)
世間一般の人とは違う趣味や嗜好を持つこと。また、その人。 「如何物」は「如何様物(いかさまもの)」の略で、いかがわしいもの。ここでは、普通は食用にしないもののこと。 普通の人が食べないような物を好んで食べるとの意から。
意に適う(いにかなう)
考えや気持ちに合っている。気に入る。
選んで粕を摑む(えらんでかすをつかむ)
えり好みをし過ぎたために、かえってつまらないものを掴んでしまうたとえ。
煙霞の痼疾(えんかのこしつ)
自然の風景を愛する気持ちが非常に強いこと。または、隠居して自然と親しみながら暮らすこと。 「烟霞」はもやと霞のこと。転じて自然の景色。 「痼疾」は治ることなく長い期間患っている病。持病。 山水の美しい風景を愛好する習性を持病にたとえた言葉。
気がある(きがある)
①こちらにその心づもりがあること。話を持ちかけられれば乗る構えでいる状態をさす。 ②ある異性を思う心を内に抱えていること。口に出さずとも、その人にだけ心が向いている。
気に入る(きにいる)
自分の好みにあって満足する様子。
気に食わない(きにくわない)
自分の好みや考えに合わず気に入らない様子。
気持ちが傾く(きもちがかたむく)
当初とは考え方や感じ方が変わり、次第にそれが好ましく感じられて惹きつけられること。
口が奢る(くちがおごる)
味が良いものや質の高いものなどを食べ慣れていて、食に贅沢であることのたとえ。
口が肥える(くちがこえる)
味が良いものや質の高いものなどを食べ慣れていて、味の良し悪しに対する感覚が鋭くなること。 「舌が肥える」ともいう。
口に合う(くちにあう)
食べ物の味が自分の好みと合っていることのたとえ。
甲の薬は乙の毒(こうのくすりはおつのどく)
ある人にはためになることが、他の人には毒になることもあるということ。物事の価値は人によって違うというたとえ。
好物に祟りなし(こうぶつにたたりなし)
好きな食べ物は、少しくらい食べ過ぎてもからだに害はないということ。 「好きな物に祟りなし」ともいう。
心を奪われる(こころをうばわれる)
一つのものに惹きこまれて、ほかへ意識が向かなくなること。
心を引かれる(こころをひかれる)
あることに関心をもち、思いを寄せること。
事を好む(ことをこのむ)
ふつうではない変わった物事を好むこと。 特に、事件などが起こるのを期待すること。
怖い物見たさ(こわいものみたさ)
近寄りたくないはずのものほど、目が離せなくなる。 身がすくむ一方で、その先を見届けたい心のほうが勝ってしまう。
三度の飯より好き(さんどのめしよりすき)
他の何よりも好きであること。 一日三回の食事がどうでもいいと思うほどに好むということから。
下地は好きなり御意はよし(したじはすきなりぎょいはよし)
もともと好きなところへ、相手から好意をもって勧められ、こんなに都合のいいことはないということ。
性に合う(しょうにあう)
そのものが性格や好みに合うこと。
性に合わない(しょうにあわない)
そのものが性格や好みに合わないこと。
好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)
好きであることは、上手になるための大切な条件であるということ。
好きな事には騙され易い(すきなことにはだまされやすい)
好きなことは冷静な判断が出来にくく、深入りしやすいから、人の企みに陥りやすいということ。
高い舟借りて安い小魚釣る(たかいふねかりてやすいこざかなつる)
道楽の道に入れ込んだ者は、かかりと見返りの釣り合いなど気にもかけない。 舟賃をかけて漕ぎ出しながら、持ち帰るのは値の付かない小魚ばかりで、どう数えても元は取れない。それでも当人にはいっこうに惜しくない。
蓼食う虫も好き好き(たでくうむしもすきずき)
人の好みはさまざまであるというたとえ。 辛い蓼の葉を好んで食べる虫もいるように、人の好みはいろいろあるとの意から。
町人の刀好み(ちょうにんのかたなごのみ)
使いこなせるはずもない物を、格が違うと知りつつ手元に置きたがる。 持ち主に見合わない品ほど、当人はありがたがるものだ。
釣りは道楽の行き止まり(つりはどうらくのいきどまり)
魚釣りは最高の道楽だということ。
膝を進める(ひざをすすめる)
座ったまま相手に近づくこと。身を乗り出すこと。 または、相手の提案などに強く興味を持って乗り気になること。
膝を乗り出す(ひざをのりだす)
相手の提案などに興味をひかれて乗り気になること。
人の物より自分の物(ひとのものよりじぶんのもの)
どんなに良くても他人の物よりは、多少劣っていても自分の物のほうがよいということ。
目が留まる(めがとまる)
ある物事や人物に特に興味を持って注意深く見ること。
目が無い(めがない)
そのものが好きでたまらず、抑えが利かなくなること。また、物の善悪を見分ける力がないこと。
目を付ける(めをつける)
特に関心をむけて注目すること。 「付ける」は「着ける」とも書く。
面面の楊貴妃(めんめんのようきひ)
人は自分の妻や恋人を楊貴妃のように美しいと思っているということ。 人それぞれ好みがあり、好きになると欠点も目につかず楊貴妃のような美人に見えるとの意から。 「面面」は、おのおのの意。 「面面楊貴妃」ともいう。
痩せ法師の酢好み(やせほうしのすごのみ)
人間はとかく、自分にふさわしくない物や必要ない物を好むものだということ。 痩せている僧が、飲むと痩せるといわれる酢を好むということから。
藪医者の病人選び(やぶいしゃのびょうにんえらび)
確かな腕を持たない者ほど、引き受ける相手や仕事をより分けたがるということ。 見立てのおぼつかない医者が、手に負えそうな患者ばかりを選んで診るとの意から。 「藪薬師の病人選び」ともいう。
熊野松風は米の飯(ゆやまつかぜはこめのめし)
能の「熊野」と「松風」は、米の飯のように誰からも好まれる名曲であるということ。
選れば選り屑(よればよりくず)
欲を出してあれこれ迷って選ぶと、かえって悪い物を選んでしまうということ。
