「当たり前」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 33 件
「当たり前」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全33件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
衣、新を経ずんば何に由りて故ならん(い、しんをへずんばなにによりてこならん)
どんな品にも、おろしたての時期は必ずある。 新しい衣に袖を通さずにいて、どうして古びた衣になろうか、の意。
言うだけ野暮(いうだけやぼ)
誰もが言わなくても承知していることを、わざわざ口に出すのは愚かしいということ。
言うに及ばず(いうにおよばず)
わざわざ言う必要がない。言うまでもない。
言うまでもない(いうまでもない)
明白であるため、特に説明する必要がないこと。分かりきっていていう必要がないこと。
言うも愚か(いうもおろか)
当然のことで、わざわざ言う必要もないこと。
一議に及ばず(いちぎにおよばず)
わざわざ議論する必要もない。
一升入る壺は一升(いっしょうはいるつぼはいっしょう)
一升入りの容器には、どうやっても一升しか入らないということ。物にはそれぞれの限度があることのたとえ。
犬が西向きゃ尾は東(いぬがにしむきゃおはひがし)
当たり前のことのたとえ。犬が東を向くと、当然尾は西を向くことから。
入り船あれば出船あり(いりふねあればでふねあり)
港に入ってくる船もあれば出て行く船があるように、世の中のことはさまざまであるということ。
言わずと知れた(いわずとしれた)
説明する必要もなく。言うまでもなく。わかりきっている。
言わずもがな(いわずもがな)
言う必要のない。言わないほうがいい。言うべきではないこと。また、言うまでもなく。もちろん。言うまでもなくはっきりとしていること。
推して知るべし(おしてしるべし)
考えてみれば容易にわかる。言うまでもない。簡単に推測できる。
おたまじゃくしが蛙になる(おたまじゃくしがかえるになる)
なる先が最初から見えている変わり方には、少しも目新しさがない。 おたまじゃくしはやがて蛙へ移るのが定めなので、その姿を見ても珍しがる人はいない意から。
御神酒上がらぬ神はない(おみきあがらぬかみはない)
神様でさえお酒を召し上がるのだから、人間が酒を飲むのは当たり前だということ。 酒飲みが飲酒することの自己弁護に使う言葉。 「御神酒」は、神前に供える酒のこと。
陰では王様の事も言う(かげではおうさまのこともいう)
その場にいない人のことは、たいてい何かしら言われている。 どれほど上の者でも、居合わせない席では容赦されない。 「陰では殿の事も言う」ともいう。
北に近ければ南に遠い(きたにちかければみなみにとおい)
北へ寄れば、その分だけ南からは離れる。誰の目にも明らかなことを、ことあらためて言ってみせるさまのたとえ。 また、片方に近づけばもう片方からは遠のくように、双方に都合よくとはいかないことにもいう。
言を俟たない(げんをまたない)
わかりきっていることで、あらためて言う必要がないこと。
寒さ小便、ひだるさ欠伸(さむさしょうべん、ひだるさあくび)
寒い時にはやたらと小便がしたくなり、空腹の時にはしきりに欠伸が出るということ。 「ひだるい」は、空腹であること。 「ひだるさ欠伸、寒さ小便」ともいう。
三年経てば三つになる(さんねんたてばみっつになる)
生まれた子も三年経てばちゃんと三歳になるように、どんな物事も時が経てば変化し成長するということ。 「乞食の子も三年経てば三つになる」ともいう。
自他共に許す(じたともにゆるす)
全ての人がそうであると認めること。
自明の理(じめいのり)
証明や説明の必要がないほどにわかりきっていること。
相場が決まっている(そうばがきまっている)
一般的にそうであると認識されていること。
立ち物は転び物(たちものはころびもの)
不思議ではないこと、当然であることのたとえ。立っている物が転ぶのは当たり前であることから。
寺から出れば坊主(てらからでればぼうず)
そう思われても仕方がないことのたとえ。 寺から出てくる者は僧侶と思われても仕方がないとの意から。
出物腫れ物、所嫌わず(でものはれもの、ところきらわず)
おならやできものは、場所や時に関係なく、出る時には出てしまうということ。多く、人前で放屁した時の弁解に使われる言葉。
日常茶飯事(にちじょうさはんじ)
ごくありふれたこと。日々の茶や飯のように、当たり前に繰り返される平凡な出来事。 「茶飯」は日常の食事のことから、毎日行うありふれた行為・出来事のたとえとして用いられる。 「日常茶飯」ともいう。
飲まぬ酒には酔わぬ(のまぬさけにはよわぬ)
原因がなければ結果は生じないというたとえ。酒を飲まなければ酔うことがないことから。
東に近ければ西に遠い(ひがしにちかければにしにとおい)
東へ一歩寄れば、その一歩ぶんだけ西からは遠ざかる。近づける先はどちらか片方だけで、両方に等しく寄り添うことはできないということ。 また、分かりきったことを念を押して言う場合にも使う。
山の芋鰻とならず(やまのいもうなぎとならず)
世の中では突拍子もない変化は起こらないというたとえ。
山より大きな猪は出ぬ(やまよりおおきないのししはでぬ)
猪がどれほど大きく育とうと、そのすみかである山を超える丈にはなれない。 うつわを超える中身は出てこないのだから、話を大きくするのもそのあたりまでにしておけということ。
世の習い(よのならい)
世間のならわし。世間では普通のこと。
理の当然(りのとうぜん)
理屈から考えて、当たり前のこと。
論を俟たない(ろんをまたない)
議論するまでもなく明らかであること。
