「心」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 63 件
「心」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
心内にあれば色外に現る(こころうちにあればいろそとにあらわる)
腹に抱えたものは、目もとや身のこなしに滲み出る。隠しおおせたつもりでも、外からは知れてしまう。
心が洗われる(こころがあらわれる)
心の中の穢(けが)れがなくなり、爽やかで清々しい気分になること。
心が動く(こころがうごく)
考え方や気持ちなどが揺さぶられること。 「心が動かされる」ともいう。
心が重い(こころがおもい)
心に負担を感じて気持ちが沈むさま。 「心が重い」ともいう。
心が通う(こころがかよう)
お互いに気持ちを理解しあって、通じあうこと。 「心が通ずる」ともいう。
心がこもる(こころがこもる)
その人の誠意が十分に満ちていること。
心が騒ぐ(こころがさわぐ)
よくないことが起こりそうな予感がして、気持ちが落ち着かず不安になること。
心が弾む(こころがはずむ)
楽しいことや嬉しいことがあって、気持ちがうきうきすること。 「気が弾む」ともいう。
心が乱れる(こころがみだれる)
気がかりや思いがけない出来事のために、落ち着いた気持ちでいられなくなること。 落ち着きを失う側から言う言い方。
心ここに在らざれば視れども見えず(こころここにあらざればみれどもみえず)
上の空のままでは、そこにあるはずのものも像を結ばない。気を向けていない相手からは、何ひとつ受け取れない。
心に浮かぶ(こころにうかぶ)
ふと思いだしたり、思いついたりすること。
心に掛ける(こころにかける)
相手や物事から関心が離れず、折にふれて案じること。
心に笠着て暮らせ(こころにかさきてくらせ)
笠をかぶれば、頭より上のものは目に入らない。そのように、おのれの丈を越えたものへは目を向けず、いま手の内にあるだけで事足りるとして日を送れ。
心に刻む(こころにきざむ)
戒めや忠告を、後から消せない形で自分の内側へ彫り込む。折に触れて呼び起こしては、二度と踏み外さぬための支えとする。
心につるる姿(こころにつるるすがた)
心のありさまは外見に現れるということ。 「つるる」は「連れる」、伴うという意味。 心が美しいと姿も美しくなり、心が醜いと姿も醜くなるとの意から。
心に留める(こころにとめる)
言われたことを、その場かぎりにせず自分の側へ引き取っておく。入り用になったときすぐ取り出せるよう、しまい場所を決めて置いておくことをいう。
心に残る(こころにのこる)
強い感動や印象を受け、そのことをいつまでも忘れることができない。
心にもない(こころにもない)
口にした言葉と腹の中とが、まるで別であるさま。
心の仇は心(こころのあだはこころ)
人を追い詰めるものは外にはない。みずからの欲や迷いこそが敵である。
心の鬼が身を責める(こころのおにがみをせめる)
良心に責められることのたとえ。「心の鬼」は、良心の呵責の意。
心の駒に手綱許すな(こころのこまにたづなゆるすな)
過ちを犯さないように、常に心を引き締めよということ。 「駒」は馬のこと。心を馬にたとえて、放っておくと悪い方へ走りがちなので、手綱を引き締めて制御せよとの意から。
心の師とはなれ心を師とせざれ(こころのしとはなれこころをしとせざれ)
自分の心は自ら律するべきであり、心のままに感情に流されてはいけないということ。
心の欲する所に従えども矩を踰えず(こころのほっするところにしたがえどものりをこえず)
自分の心の思うままに行動しても、決して道徳から外れないということ。
心は面の如し(こころはおもてのごとし)
人の顔がひとりひとり違うように、人の心もそれぞれ異なるということ。 「人心の同じからざるは其の面の如し」ともいう。
心は二つ身は一つ(こころはふたつみはひとつ)
望みは際限なく増えるのに、それを担う当人は増えない。欲を出しても、こなせる量には限りがあるとあきらめるときにいう。
心ほどの世を経る(こころほどのよをへる)
日ごろ何を思って過ごすかが、そのまま行き着く先を決める。 歩んだ道は、抱いてきたものの大きさにおのずと収まる。
心安いは不和の基(こころやすいはふわのもと)
あまりに親しくなり過ぎると遠慮がなくなり、かえって仲違いしやすいということ。
心を合わせる(こころをあわせる)
こころを一つにすること。
心を致す(こころをいたす)
心を込めて、物事にあたること。
心を痛める(こころをいためる)
あれこれ思い悩んだり、心配したりすること。
