「敷」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 16 件
「敷」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
居候角な座敷を丸く掃き(いそうろうかくなざしきをまるくはき)
他人の家に住まわせてもらっている居候は、とかく横着で、どんなことにも身を入れずにいいかげんに済ませがちだということ。 居候が座敷を掃除するときに、角ばった部屋の隅まで箒を届かせず、中ほどを輪を描くように掃くだけで終わりにする様子をよんだ川柳から出た言葉。 隅を残して丸く掃くという言い方は[[四角な座敷を丸く掃く*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/510.php]]にも見られるが、あちらは居候に限らず、物事の手抜きを広くいう。居候の暮らしぶりをよんだ川柳には[[居候、三杯目にはそっと出し*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2469.php]]もある。
大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
大げさなことを言うこと。また、ほらを吹くこと。
お座敷が掛かる(おざしきがかかる)
芸者や芸人などが客に呼ばれること。 また、会合や宴席などに招待されること。
男は敷居を跨げば七人の敵あり(おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
一歩でも家の外へ出れば、行く先々で立ちはだかる相手がいる。 世に出て働くとは、そういう相手を抱えて進むことでもある。
錦上に花を敷く(きんじょうにはなをしく)
申し分のないものに、いっそう見栄えのするものが添えられること。めでたい上にめでたさが重なる場合にもいう。錦の織地の上へ花をあしらうという、詩の一句から。
煙る座敷には居られるが、睨む座敷には居られぬ(けむるざしきにはいられるが、にらむざしきにはいられぬ)
煙がこもってけむたい部屋なら、つらくてもまだがまんしてそこにいられる。けれども、だれかにいつもにらまれ、することを一つ一つ見張られている部屋にいるのは、とても耐えられない。 おもに、意地悪な姑と同じ家で暮らす嫁の苦しさをいう。目にしみる煙よりも、人からとがめるような目で見られ続けるほうが、ずっとこたえるというたとえである。 「座敷」を「家」にかえて、「煙る家には居られるが、睨む家には居られぬ」ともいう。
四角な座敷を丸く掃く(しかくなざしきをまるくはく)
人目につく真ん中だけを整えて、端のほうは手つかずのまま残しておく。行き届かせる手間を惜しんだ仕事ぶりをいう。 この掃き方を居候の横着ぶりに重ねた川柳に[[居候角な座敷を丸く掃き*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8787.php]]がある。
敷居が高い(しきいがたかい)
不義理などがあって相手の家に行きにくくなることのたとえ。
敷居を跨ぐ(しきいをまたぐ)
家の中に入ること。または、家に出入りすること。
尻に敷く(しりにしく)
相手より上に立ち、こちらの意向どおりに動かす。とくに妻が夫に対していう。
千畳敷に寝ても畳一枚(せんじょうじきにねてもたたみいちまい)
人一人が必要な物は限られているので、むやみに欲を出すべきではないということ。 千畳もの広さがある部屋に寝ても、人が一人寝るのに必要な畳はせいぜい一枚であるとの意から。
亭主を尻に敷く(ていしゅをしりにしく)
妻が夫を立てず、家のことを自分の一存で決めてしまう。
人事言わば筵敷け(ひとごといわばむしろしけ)
人のうわさ話をしていると、話題の本人がひょっこり姿を見せることが多い。だから、うわさをするなら、その人が来てもすぐ座れるように敷物を広げて待っておけということ。軽い気持ちで人のうわさ話をしてはいけないという戒め。
風呂敷を広げる(ふろしきをひろげる)
物事を実際よりも大げさに言う。
婿は座敷から貰え、嫁は庭から貰え(むこはざしきからもらえ、よめはにわからもらえ)
婿は家柄が上の家から迎えると家の名が上がり、嫁は家柄が下の家から迎えると気位が高くならずによく立ち働くので、どちらも家のためになるということ。 「婿は大名から貰え嫁は灰小屋から貰え」「嫁は下から婿は上から」ともいう。
レールを敷く(れーるをしく)
あとに続く者が迷わず通れるよう、先に道筋を整えておくこと。当人が表に出るより前の段取りを指し、敷いた側は本番では退く。
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