「現」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 10 件
「現」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
現を抜かす(うつつをぬかす)
ある事に夢中になり本心を失うこと。 「現(うつつ)」は正気のことで、正気をなくすとの意から。
思い内にあれば色外に現る(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
腹に抱えたものは、目もとや身のこなしに滲み出る。隠しおおせたつもりでも、外からは知れてしまう。
隠すより現る(かくすよりあらわる)
伏せておこうと手を打つほど、その手つきのほうが目に留まってしまう。 伏せた事実そのものより、伏せたという事実のほうが先に広まる。
隠れたるより現るるはなし(かくれたるよりあらわるるはなし)
伏せておきたい事柄ほど、こちらの様子に出てしまう。 そもそも人目から逃がさねばならぬような振る舞いをしないことだ。
現金掛け値なし(げんきんかけねなし)
最初は、店が品物を売るときの決まりごとを指した言葉。代金を後でまとめて受け取る約束で売る「掛け売り」をせず、本当の値段より高めに言っておく「掛け値」もしないで、決めておいた値段のとおりに、その場で現金と引きかえに品物を売る方式である。三井越後屋という江戸の呉服屋が、元禄(一六八八〜一七〇四年)のころに始めた売り方だと言われる。 やがて商いの場から離れ、うそやごまかしがひとつも混じらず、口にしたことに少しの上乗せもない、その様子のたとえとして広まった。誰かの話や振る舞いが本物であることを示すのにも使う。 後半と同じ形の[[掛け値なし*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/6407.php]]は、それだけで一つの言い回しになっており、物事を大げさに飾らず、見たまま聞いたままを伝える意味で使う。
現世安穏、後生善処(げんぜあんのん、ごしょうぜんしょ)
法華経を信じる人は、この世では安穏に生活でき、あの世ではよい世界に生まれるということ。
酒は本心を現す(さけはほんしんをあらわす)
酒に酔うと、ふだんは隠している気持ちを表にさらけ出してしまうということ。
蛇は寸にしてその気を現す(じゃはすんにしてそのきをあらわす)
まだ手のひらに乗るほどの太さでも、身の丈を超える相手を丸ごと収める構えでいる。 のちに名を成す者は、小さいうちから並外れた押しの強さを見せるという。
頭角を現す(とうかくをあらわす)
まわりの誰よりも力量が勝っていることが、はた目にもはっきりしてくること。「頭角」は頭のてっぺんを指し、居並ぶ人の上へ抜き出た姿になぞらえた言い方。 似た言葉に「[[頭を出す*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8716.php]]」がある。
馬脚を現す(ばきゃくをあらわす)
隠していたことがばれてしまうたとえ。 芝居で馬の足を演じている人が姿を見せてしまうことから。 「現す」は「露す」とも書く。
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