「腐」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 21 件
「腐」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
浮世渡らば豆腐で渡れ(うきよわたらばとうふでわたれ)
世渡りは、内面にやさしさと柔軟性をもち、物事のけじめはきっちりとつけよというたとえ。豆腐は外見が四角くきちんとした形だが、内は柔らかいことから。
気が腐る(きがくさる)
気になることがあって気分が晴れないさま。
腐っても鯛(くさってもたい)
もとが良いものは、傷んで見栄えを落としてからも、そこらの品と一緒にはならない。鯛は腐りかけてもなお鯛で、安魚とは値の付き方からして違う。
腐り縄に馬を繋ぐ(くさりなわにうまをつなぐ)
支えになりそうもないものに、すべてを託してしまう危うさ。いつ千切れるか知れない留め具に命綱を預けているような、心細い状態をいう。
腐り縄にも取り所(くさりなわにもとりどころ)
見捨てられそうなものにも、当てはめる先さえ選べば働き場が残っている。値打ちがないと決めつける前に、使い道のほうを探してみよという言い方。
腐るほど(くさるほど)
使い道が追いつかず、置いたままにすれば悪くなりそうなほど数がある様子。多すぎてありがたみの薄れたものを指す。
腐れ縁は離れず(くされえんははなれず)
離れたほうがいいと分かっている間柄ほど、いざとなると切れずに続いてしまう。互いに嫌な思いをしながら、ずるずると付き合いが残る場合をいう。
腐れ木は柱と成らず(くされぎははしらとならず)
芯まで傷んだ木で柱は組めない。性根の据わらない者に重い役目が回ってこないのも同じ理屈で、人柄が定まらなければ才があっても使いようがない。
口が腐っても(くちがくさっても)
何があっても決して言わないと強く思う気持ち。 「口が腐っても」ともいう。
琥珀は腐芥を取らず(こはくはふかいをとらず)
清く生きる人の懐には、薄汚れた実入りは転がり込まない。 取るものと取らぬものの線引きが、場面しだいで揺らぐことはない。 こまかな塵を吸い上げる琥珀も、朽ちた芥は素通りさせることから。 「腐芥」は、朽ちて汚れた芥のこと。
酒屋へ三里、豆腐屋へ二里(さかやへさんり、とうふやへにり)
生活するのに非常に不便な場所のこと。 酒屋へは三里、豆腐屋へは二里の道のりがある場所のことから。
鯖の生き腐れ(さばのいきぐされ)
鯖はいたみやすく、新鮮なように見えても腐りはじめていることがあるということ。
白豆腐の拍子木(しらどうふのひょうしぎ)
見かけは立派でも、実際は役に立たないもののたとえ。豆腐で作った拍子木が使えるはずがないことから。
宝の持ち腐れ(たからのもちぐされ)
役に立つ物を持ちながら、利用しないたとえ。また、優れた才能や手腕がありながら、それを活用しないたとえ。
知恵の持ち腐れ(ちえのもちくされ)
すぐれた知恵を持っていながら、有効に活用できないこと。また、有効に活用しないこと。
豆腐で歯を痛める(とうふではをいためる)
ありえないことのたとえ。 やわらかい豆腐を食べて歯を痛めることなどないとの意から。
豆腐に鎹(とうふにかすがい)
少しも手ごたえや効果がないことのたとえ。「鎹」は、材木をつなぎ止めるためのコの字型の釘のことで、豆腐に鎹を打っても何の効き目もないことから。
流れる水は腐らず(ながれるみずはくさらず)
動きを止めずにいるものは、よどみも傷みも寄せつけないということ。 流れつづける水は濁らず、毎日開け閉てする戸の軸は虫に食われない。
名を腐す(なをくたす)
名誉に反する行為をして、その名誉を傷つけること。 「名を辱める」ともいう。
糠味噌が腐る(ぬかみそがくさる)
調子外れの下手な歌いぶりをからかうことば。
腸が腐る(はらわたがくさる)
精神が堕落して正しい心を失うこと。
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