言を食む
ことわざ「言を食む」の意味・読み方・異形などを解説します。
言を食む
げんをはむ
| 言葉 | 言を食む |
|---|---|
| 読み方 | げんをはむ |
| 意味 | 一度口にしたことを、あとになってくつがえすこと。約束をやぶることや、うそをつくことも指す。
「食む」は「食べる」と同じ意味の古風なことば。自分で言ったことばを、また口へもどして飲みこみ、なかったことにしてしまう姿になぞらえた。 この言い方のもとは、儒教の古典『書経』の「湯誓」に見える「朕不食言」の一文である。殷の湯王が夏の王を討つ前に兵たちへ誓った中で、力を合わせて戦えば大きなほうびを与える、その約束をわたしは決して取り消さない、と言い切った部分である。 読みは「げんをはむ」が多いが、「ことをはむ」と読む辞典もある。漢字二字の食言と同じ中身を、訓読みの形で言ったものである。 |
| 例文 | 当選したとたんに公約を取り下げた市長は、言を食むようなまねをするなと市民から責められた。 |
| 出典 | 『書経』湯誓 |
| 異形 | 言を食む(ことをはむ) |
| 場面 | 嘘・偽り / 前言をひるがえす |
| 使用漢字 | 言 / 食 |
