理無し
ことわざ「理無し」(ことわりなし)の意味・読み方を解説します。
理無し
ことわりなし
| 言葉 | 理無し |
|---|---|
| 読み方 | ことわりなし |
| 意味 | 筋の通った考え方から外れていて、正しいとは言えないこと。そうするだけの理由が少しも見えない場合にもいう。
「理(ことわり)」はものごとの正しい筋道を指し、「無し」は今の「ない」と同じ意味の昔の言葉。古い和歌や物語に用いられた語で、文中では「ことわりなき」「ことわりなく」のように形を変えて現れる。反対に、筋の通った正しさの前ではどんな乱暴者も勝てないという意味の句に道理に向かう刃なしがある。 |
| 例文 | 家来たちは、殿様の理無しとも思える言いつけに、ひそかに首をかしげた。 |
| 場面 | 道理に合わない |
| 使用漢字 | 理 / 無 |
「理」を含むことわざ
- 陰陽を燮理す(いんようをしょうりす)
- 親の恩より義理の恩(おやのおんよりぎりのおん)
- 義理が悪い(ぎりがわるい)
- 義理と褌、欠かされぬ(ぎりとふんどし、かかされぬ)
- 義理にも(ぎりにも)
- 義理の柵(ぎりのしがらみ)
- 義理張るより頬張れ(ぎりばるよりほおばれ)
- 義理を立てる(ぎりをたてる)
- 乞食にも三つの理屈(こじきにもみっつのりくつ)
- 理過ぎて(ことわりすぎて)
「無」を含むことわざ
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 有っても苦労、無くても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 網無くして淵にのぞむな(あみなくしてふちにのぞむな)
- 怪しきを見て怪しまざれば怪しき事無し(あやしきをみてあやしまざればあやしきことなし)
- 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)
- 有るか無きか(あるかなきか)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 言う者罪無くして聞く者戒しむるに足る(いうものつみなくしてきくものいましむるにたる)
- 家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてならぬものはあがりがまちとにょうぼう)
