陰陽を燮理す

ことわざ「陰陽を燮理す」の意味・読み方を解説します。

言葉陰陽を燮理す
読み方いんようをしょうりす
意味この世を動かす陰と陽の二つの力を、うまく釣り合わせて穏やかに整えること。天子(皇帝)のそばで国の政治を任された最も位の高い大臣(宰相)が、すぐれた政治で国をよく保つことを指す。
古代の中国では、政治の道が正しく守られていれば天と地もそれにこたえ、自然の動きまで落ち着くものだとされた。古代中国の歴史書『書経』の周官の編で、天子を助ける三人の最高位の大臣(三公)の務めを「国の進むべき道を論じて国を治め、陰陽を燮理する」と述べたのに基づく。
「陰陽」は古代中国の思想で、すべてのものを生み出すもとになるとされた、たがいに反対の性質をもつ二つの気(目に見えない力)。「燮理」の「燮」はやわらげる、「理」はととのえるという字で、合わせて、ほどよく整えることを表す。
例文長い戦乱で荒れた国を立て直した老大臣の政治は、陰陽を燮理するものだったと、後の世まで語り継がれた。
出典『書経』周官
場面政治 / 上の立場の人の心得
使用漢字陰 / 陽 / 燮 / 理

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