拙を守る
ことわざ「拙を守る」(せつをまもる)の意味・読み方を解説します。
拙を守る
せつをまもる
| 言葉 | 拙を守る |
|---|---|
| 読み方 | せつをまもる |
| 意味 | 世渡りのうまさを持ち合わせない自分を認めたうえで、得になる道を追いかけず、その不器用なままの生き方を変えずに暮らすこと。要領よく立ち回れなくても恥じず、落ち着いて毎日を送る姿勢にいう。
「拙」は、へたで不器用なさま。役人勤めをやめて郷里に帰った中国の詩人、陶淵明の詩に、南の野の荒れ地を切り開き、拙を守って田畑の暮らしへ戻った、と歌う一節がある。漢語では「守拙(しゅせつ)」と書く。 同じ詩人が故郷へ帰る決心を述べた作品に由来する語に、帰去来がある。 |
| 例文 | 出世の話を断った祖父は、拙を守って郷里の小さな畑を耕し、晩年を穏やかに過ごした。 |
| 出典 | 陶淵明「帰園田居」 |
| 場面 | 信念を貫く / 世渡り |
| 使用漢字 | 拙 / 守 |
