「守」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 18 件
「守」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
祈らずとても神や守らん(いのらずとてもかみやまもらん)
行いが正しく慎み深ければ、ことさら神に祈らなくても自然に神の加護があるものだということ。 菅原道真の作といわれる「心だに誠の道に叶いなば祈らずとても神や守らん」より出た言葉。
居留守を使う(いるすをつかう)
在宅していながら、出かけている体を通すこと。訪ねてきた相手に応じたくないとき、扉の内側で息を潜める。
お留守になる(おるすになる)
他の事が気になって、すべき事に集中できないこと。
株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ)
古い習慣や過去の偶然の成功にこだわり、進歩や向上がないことのたとえ。 中国・宋の農民が農作業をしていると、兎が木の切り株にぶつかって死んだ。農民は労せず兎を手に入れることができたその経験以来、農作業をせずに毎日切り株を見張っていたという故事から。 「守株」ともいう。
金湯の固きも粟に非ざれば守らず(きんとうのかたきもぞくにあらざればまもらず)
城の備えをどれほど厚くしても、蓄えの穀物が底をつけば城は保てない。 「金湯」は金城湯池の略で、攻めるに難い堅い城のこと。「粟」は兵糧をさす。
口を守る瓶の如くす(くちをまもるかめのごとくす)
自分の口を瓶(かめ)にたとえて、うっかりした言葉が外へこぼれ出ないよう、話す言葉にはよくよく用心せよと教える言葉。 考えなしに何でもしゃべっていれば、意外なところで人の機嫌を損ねたり、言わなくてよいことまで漏らしたりしかねない。だから、ふだんから口元を固く閉じておけということ。 南宋の末に生きた周密(しゅうみつ)の書物『癸辛雑識(きしんざっしき)』に、「守口如瓶」の形で見える。言葉への用心を説く点で、[[口は災いの元*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/311.php]]や[[口を慎む*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9308.php]]と通じる。
愚を守る(ぐをまもる)
世の中をうまく渡るために、才知を隠して愚かなふりをすること。
光陰に関守なし(こういんにせきもりなし)
月日がとどまることなく、過ぎていくことのたとえ。 「光」は日、「陰」は月、「関守」は関所の番人。 月日の流れをとめる番人などいないということ。
攻守所を変える(こうしゅところをかえる)
攻め手と守り手の立場が逆転すること。互いの立場が逆転すること。
薩摩守(さつまのかみ)
乗り物に無賃乗車すること。薩摩の守であった平忠度の「忠度(ただのり)」と「只乗り」をかけていったもの。
創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
事業を新しく起こすよりも、成果を守り続けていくほうが難しいということ。 「創業」は事業を新しく興すこと。 「守成」は成果を守ること。 唐の太宗が「創業と守成のどちらが難しいか」と尋ねたときに、魏徴が「守成」と答えたという故事から。
鎮守の沼にも蛇は棲む(ちんじゅのぬまにもへびはすむ)
どれほど清らかに見える場所にも、油断のならない相手はまぎれ込んでいるものだ。 神を祀る杜の沼にさえ、蛇はとぐろを巻いている。「鎮守」は、その土地に祀られて村を守る神。また、その社。
月日に関守なし(つきひにせきもりなし)
行く年月をせき止める役目の者はどこにもいない。 通り過ぎるにまかせるほかなく、気づけば遠くまで来ている。
亭主は達者で留守が良い(ていしゅはたっしゃでるすがよい)
亭主は元気で、外で働いてくれたほうが、女房は家でのんびりできるということ。
盗人の隙はあれど守り手の隙はなし(ぬすびとのひまはあれどまもりてのひまはなし)
盗難を防ぐのは難しいということ。 盗人はよい機会を狙って盗みに入るので暇もあるが、番をする方は盗人がいつ来るかわからないので休む暇がないことから。
墨守(ぼくしゅ)
自分の考えや古くからの決まりを固く守って、少しも改めないこと。頭がかたくて融通のきかない態度をいうことも多い。戦国時代の中国で、楚の国が宋に攻めこもうとした際、墨子という思想家が机上の模擬の戦いで九度とも楚の攻め手をしりぞけ、攻めるのをやめさせた故事から。
留守見舞いは間遠にせよ(るすみまいはまどおにせよ)
家の主が出ているあいだに足しげく通えば、あらぬ噂の種になる。見舞うにしても間をあけて、めったに顔を出さぬくらいがよい。
留守を預かる(るすをあずかる)
あるじが席を外している間、その場を任されて回すこと。家のほか、長の抜けた店や役所についても同じ言い方をする。
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