盗人の隙はあれど守り手の隙はなし
ことわざ「盗人の隙はあれど守り手の隙はなし」の意味・読み方・異形などを解説します。
盗人の隙はあれど守り手の隙はなし
ぬすびとのひまはあれどまもりてのひまはなし
| 言葉 | 盗人の隙はあれど守り手の隙はなし |
|---|---|
| 読み方 | ぬすびとのひまはあれどまもりてのひまはなし |
| 意味 | 盗難を防ぐのは難しいということ。
盗人はよい機会を狙って盗みに入るので暇もあるが、番をする方は盗人がいつ来るかわからないので休む暇がないことから。 |
| 異形 | 盗人の隙はあれども守り手の隙なし(ぬすびとのひまはあれどもまもりてのひまなし) |
| 盗人の隙はあれども守り手の隙がない(ぬすびとのひまはあれどもまもりてのひまがない) | |
| 盗人の暇はあれども守り手の暇は無い(ぬすびとのひまはあれどもまもりてのひまはない) | |
| 守り手の隙はなけれど盗人の隙あり(まもりてのひまはなけれどぬすびとのひまあり) | |
| 場面 | 慎重 / 盗賊 / 困難 |
| 使用語彙 | 盗人 / 守り |
| 使用漢字 | 盗 / 人 / 隙 / 守 / 手 / 暇 / 無 |
「盗」を含むことわざ
- 寇に兵を藉し、盗に糧を齎す(あだにへいをかし、とうにかてをもたらす)
- 家に鼠、国に盗人(いえにねずみ、くににぬすびと)
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- 色気と盗人気の無い者はない(いろけとぬすっとぎのないものはない)
- 家の中の盗人は捕まらぬ(うちのなかのぬすびとはつかまらぬ)
- 柿を盗んで核を隠さず(かきをぬすんでさねをかくさず)
- 渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
- 裃を着た盗人(かみしもをきたぬすびと)
- 国に盗人、家に鼠(くににぬすびと、いえにねずみ)
- 孔丘盗跖、倶に塵埃(こうきゅうとうせき、ともにじんあい)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
「隙」を含むことわざ
- 蟻の這い出る隙もない(ありのはいでるすきもない)
- 間隙を生じる(かんげきをしょうじる)
- 間隙を縫う(かんげきをぬう)
- 穴隙を鑽る(けつげきをきる)
- 駟の隙を過ぐるが若し(しのげきをすぐるがごとし)
- 隙間風は冷たい(すきまかぜはつめたい)
- 白駒の隙を過ぐるが如し(はっくのげきをすぐるがごとし)
- 間がな隙がな(まがなすきがな)
「守」を含むことわざ
- 祈らずとても神や守らん(いのらずとてもかみやまもらん)
- 居留守を使う(いるすをつかう)
- お留守になる(おるすになる)
- 株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ)
- 金湯の固きも粟に非ざれば守らず(きんとうのかたきもぞくにあらざればまもらず)
- 口を守る瓶の如くす(くちをまもるかめのごとくす)
- 愚を守る(ぐをまもる)
- 光陰に関守なし(こういんにせきもりなし)
- 攻守所を変える(こうしゅところをかえる)
- 孤閨を守る(こけいをまもる)
「手」を含むことわざ
- 相手変われど主変わらず(あいてかわれどぬしかわらず)
- 相手にとって不足はない(あいてにとってふそくはない)
- 相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)
- 相手のない喧嘩はできぬ(あいてのないけんかはできぬ)
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 合いの手を入れる(あいのてをいれる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 商い上手の仕入れ下手(あきないじょうずのしいれべた)
- 開けて悔しき玉手箱(あけてくやしきたまてばこ)
- 足手纏い(あしでまとい)
「暇」を含むことわざ
- 応接に暇あらず(おうせつにいとまあらず)
- 今生の暇乞い(こんじょうのいとまごい)
- 疾雷耳を掩うに暇あらず(しつらいみみをおおうにいとまあらず)
- 寸暇を惜しむ(すんかをおしむ)
- 席暖まるに暇あらず(せきあたたまるにいとまあらず)
- 暇に飽かす(ひまにあかす)
- 暇ほど毒なものはない(ひまほどどくなものはない)
- 暇を出す(ひまをだす)
- 暇を潰す(ひまをつぶす)
- 暇を取る(ひまをとる)
「無」を含むことわざ
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 有って地獄、無くて極楽(あってじごく、なくてごくらく)
- 有っても苦労、無くても苦労(あってもくろう、なくてもくろう)
- 網無くして淵にのぞむな(あみなくしてふちにのぞむな)
- 怪しきを見て怪しまざれば怪しき事無し(あやしきをみてあやしまざればあやしきことなし)
- 有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金(ありそうでないのがかね、なさそうであるのがしゃっきん)
- 有るか無きか(あるかなきか)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 言う者罪無くして聞く者戒しむるに足る(いうものつみなくしてきくものいましむるにたる)
- 家に無くてならぬものは上がり框と女房(いえになくてならぬものはあがりがまちとにょうぼう)
