口を守る瓶の如くす
ことわざ「口を守る瓶の如くす」の意味・読み方・異形などを解説します。
口を守る瓶の如くす
くちをまもるかめのごとくす
| 言葉 | 口を守る瓶の如くす |
|---|---|
| 読み方 | くちをまもるかめのごとくす |
| 意味 | 自分の口を瓶(かめ)にたとえて、うっかりした言葉が外へこぼれ出ないよう、話す言葉にはよくよく用心せよと教える言葉。
考えなしに何でもしゃべっていれば、意外なところで人の機嫌を損ねたり、言わなくてよいことまで漏らしたりしかねない。だから、ふだんから口元を固く閉じておけということ。 南宋の末に生きた周密(しゅうみつ)の書物『癸辛雑識(きしんざっしき)』に、「守口如瓶」の形で見える。言葉への用心を説く点で、口は災いの元や口を慎むと通じる。 |
| 例文 | 酒が入ると口が軽くなりがちだから、今夜の宴会では口を守る瓶の如くすを肝に銘じておこう。 |
| 出典 | 『癸辛雑識』別集下 |
| 異形 | 口を守ること瓶の如くす(くちをまもることかめのごとくす) |
| 場面 | 戒めの言葉 / 言葉遣い / 口 |
| 使用漢字 | 口 / 守 / 瓶 / 如 |
「口」を含むことわざ
- 開いた口が塞がらない(あいたくちがふさがらない)
- 開いた口へ牡丹餅(あいたくちへぼたもち)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 後口が悪い(あとくちがわるい)
- 慌てる蟹は穴の口で死ぬ(あわてるかにはあなのくちでしぬ)
- 言う口の下から(いうくちのしたから)
- 一口に出ずるが如し(いっこうにいずるがごとし)
- 馬に乗るとも口車に乗るな(うまにのるともくちぐるまにのるな)
- 大きな口を利く(おおきなくちをきく)
- 大口を叩く(おおぐちをたたく)
「守」を含むことわざ
- 祈らずとても神や守らん(いのらずとてもかみやまもらん)
- 居留守を使う(いるすをつかう)
- お留守になる(おるすになる)
- 株を守りて兎を待つ(かぶをまもりてうさぎをまつ)
- 金湯の固きも粟に非ざれば守らず(きんとうのかたきもぞくにあらざればまもらず)
- 愚を守る(ぐをまもる)
- 光陰に関守なし(こういんにせきもりなし)
- 攻守所を変える(こうしゅところをかえる)
- 薩摩守(さつまのかみ)
- 創業は易く守成は難し(そうぎょうはやすくしゅせいはかたし)
「瓶」を含むことわざ
- 秋の日は釣瓶落とし(あきのひはつるべおとし)
- 口を守る瓶の如くす(くちをまもるかめのごとくす)
- 釣瓶縄井桁を断つ(つるべなわいげたをたつ)
