「信念を貫く」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 65 件
「信念を貫く」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全65件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
雨が降ろうが槍が降ろうが(あめがふろうがやりがふろうが)
何が何でも決行するという気持ちを表すことば。
潔しとしない(いさぎよしとしない)
自分の信念に照らし合わせて、許すことが出来ない。
石に立つ矢(いしにたつや)
一念を込めて事を行えば、できないことはないというたとえ。漢の李広が石を虎と見誤り、一心に集中して矢を射たところ、矢が石に刺さったという故事から。
意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
やり遂げる気持ちさえ固ければ、道はおのずと見つかる。
意地を通す(いじをとおす)
心に決めたことをどこまでも押し通す。 「意地を貫く」ともいう。
一念、天に通ず(いちねん、てんにつうず)
成し遂げようとする強い信念があれば、その意志は天に通じ必ず成就するということ。
一家の言を成す(いっかのげんをなす)
その人独特の主張や学説を打ち立てること。
一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
不可能と思われることでも、心を集中させて専念すれば成し遂げられるというたとえ。
命は鴻毛より軽し(いのちはこうもうよりかろし)
守るべき筋の重さの前には、一身の生き死になど後回しになる。 同じ死でも、その場面によって値打ちがまるで違うとする。
移木の信(いぼくのしん)
約束を確実に実行すること。中国秦の商鞅は法令を徹底させるために、都の南門に立てた木を北門に移した者に懸賞金を与えると布告し、その約束を守り人民を欺かないと実証したという故事から。
己に克ち、礼に復る(おのれにかち、れいにかえる)
理性と意思の力で欲望に打ち勝って、人として守るべき礼に従って行動すること。 「克己復礼」ともいう。
思う念力、岩をも徹す(おもうねんりき、いわをもとおす)
心を込めて一心に事を行えば、どんなことでも必ず成し遂げられるというたとえ。
風は吹けども山は動ぜず(かぜはふけどもやまはどうぜず)
周囲の騒ぎの中で、少しも動じないで悠然としていることのたとえ。 激しい風が吹き荒れても山はびくともしないとの意から。
渇しても盗泉の水を飲まず(かっしてもとうせんのみずをのまず)
どんなに困っていても、断じて不正には手を出さないというたとえ。「盗泉」は、中国山東省にある泉の名。孔子はのどが渇いていても、その名を嫌って泉の水を飲まなかったという故事から。
気骨がある(きこつがある)
権威や大勢に押されても、自分の考えを引っ込めない気概があること。
箕山の節(きざんのせつ)
官に就く道をみずから退け、山に入って世の誉れや地位に心を動かされずに過ごすこと。尭が帝位を譲ると持ちかけたのを許由が受けず、箕山の奥へ移り住んだという故事から。
君、君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず(きみ、きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず)
上に立つ者がその器に足りなくとも、下で仕える側はおのれの務めを崩さず、変わらぬ忠を尽くすべきものだという戒め。
口が裂けても(くちがさけても)
何があっても決して言わないと強く思う気持ち。 「口が腐っても」ともいう。
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず(くんしはわしてどうぜず、しょうじんはどうじてわせず)
すぐれた人物は、人と仲良くするが自主性を失わずむやみに同調しない。つまらぬ人間は、すぐに同調し自主性を欠いているということ。
愚公、山を移す(ぐこう、やまをうつす)
気の遠くなるような仕事でも、代を継いで手を止めずにいれば、いつかは果たせる。 年老いた愚公が、家の前を塞ぐ山を子や孫の代まで掛かって崩すと言い切り、その一途さに打たれた天の神が山ごと運び去ったという話に拠る。
虚仮の一心(こけのいっしん)
才に恵まれない者でも、一つのことへ心を注ぎ通せば、人の目をみはらせる働きができる。 「虚仮」は、中身が伴わないさまをいう仏語から出た語。
志ある者は事竟に成る(こころざしあるものはことついになる)
確固たる志を持っている者は、どんな困難があっても最後には必ず成功するということ。
心の師とはなれ心を師とせざれ(こころのしとはなれこころをしとせざれ)
自分の心は自ら律するべきであり、心のままに感情に流されてはいけないということ。
心の欲する所に従えども矩を踰えず(こころのほっするところにしたがえどものりをこえず)
自分の心の思うままに行動しても、決して道徳から外れないということ。
琥珀は腐芥を取らず(こはくはふかいをとらず)
清く生きる人の懐には、薄汚れた実入りは転がり込まない。 取るものと取らぬものの線引きが、場面しだいで揺らぐことはない。 こまかな塵を吸い上げる琥珀も、朽ちた芥は素通りさせることから。 「腐芥」は、朽ちて汚れた芥のこと。
剛毅朴訥、仁に近し(ごうきぼくとつ、じんにちかし)
強固な意志を持ち、素朴で口数が少ない人物こそ、最高の徳である仁に最も近い人であるということ。
歳寒の松柏(さいかんのしょうはく)
逆境で苦しい状況でも、信念や志を貫くことのたとえ。 「歳寒」は季節の冬。または逆境や苦難という意味。 松や柏などの常緑樹は寒い季節でも緑の葉をつけていることから。 「松柏の操」ともいう。
三軍も帥を奪うべきなり、匹夫も志を奪うべからず(さんぐんもすいをうばうべきなり、ひっぷもこころざしをうばうべからず)
大軍に守られている総大将でも討ち取ることは出来るが、たとえどんなに身分の低い男でも、意思が堅ければ、その志を変えさせることは出来ないということ。人の志は尊重すべきだということ。「三軍」は大軍、「帥」は大将、「匹夫」は身分のいやしい男の意。
四時を貫きて柯を改め葉を易えず(しじをつらぬきてえだをあらためはをかえず)
四季が移っても枝ぶりを変えず、葉の色も落とさない木のように、まわりがどう動いても自分の在り方を通すということ。 「四時」は春夏秋冬、「柯」は枝。
松菊猶存す(しょうきくなおそんす)
陶淵明が官を辞して家に戻ったとき、庭は草に埋もれていたが、寒さに負けない二つの草木だけは元のまま立っていた。 世を離れた暮らしにも古い友は残り、荒れた時代にも身を折らない者はいる、という二筋の読み方がある。
自由を与えよ、しからずんば死を与えよ(じゆうをあたえよ、しからずんばしをあたえよ)
自由のために、死ぬ気で戦うという強い決意を表して、アメリカ独立運動でパトリック・ヘンリーが演説の結びに言った言葉。
常山の舌(じょうざんのした)
どれほどの責め苦を受けても言うべきことを言いやめない、その一途さ。顔杲卿は安禄山の軍に捕らえられ、面と向かって責め立てるのをやめなかったため舌を抜かれ、それでも声を出そうとして果てたという。
筋が立つ(すじがたつ)
言動などが道理に適っていて、最初から最後まで一貫していること。
筋金入り(すじがねいり)
体や思想などが鍛えられていて、簡単に妥協したりしないこと。 「筋金」は補強するための細長い金属。
筋を通す(すじをとおす)
物事を行う時に道理に適うようにすること。
雪中の松柏(せっちゅうのしょうはく)
追い詰められても持ち前を崩さない強さのたとえ。また、その人の地力は、苦しいときになってはじめて表に出るということ。 雪をかぶってなお色を落とさない松と柏に見立てた言い方。
千人の諾諾は一士の諤諤に如かず(せんにんのだくだくはいっしのがくがくにしかず)
他人の言葉になんでも賛同して従う千人は、権勢に媚びずに正しいと思うことを主張する一人には及ばないということ。 「諾諾」は言われるままに「はい」と受けるだけの態度、「諤諤」は相手が誰であろうと思ったままを口にする態度をいう。
千万人と雖も吾往かん(せんまんにんといえどもわれゆかん)
胸に問うてやましいところが無いと分かれば、向こうがいくら大勢でも足は止まらない。 数では決まらないものがあると腹をくくった言葉。 原文はこの前に「自ら反みて縮くんば」と置いている。
然諾を重んずる(ぜんだくをおもんずる)
いったん引き受けた以上は、約束を守って必ず実行するということ。「然諾」は、よしと承諾すること。
斃れて後、已む(たおれてのち、やむ)
命がある限り精一杯努力し続けること。 死んではじめてやめるとの意から。
男子の一言、金鉄の如し(だんしのいちごん、きんてつのごとし)
男がひとたび言い放った言葉は、金や鉄のように堅くゆるぎないもので、約束したからには必ず守り通さねばならないということ。 「一言」は「いちげん」とも読む。
断じて行えば鬼神も之を避く(だんじておこなえばきしんもこれをさく)
思い切って踏み出しさえすれば、どんな難事でも道は開けるというたとえ。 迷いを捨てて事にあたる者の気迫の前には、鬼神ですら身をよけて道をゆずるという。
知者は惑わず、勇者は懼れず(ちしゃはまどわず、ゆうしゃはおそれず)
知恵や知識のある者は道理をわきまえているので行動に迷いがなく、勇気のある者は信念を持って行動するので臆することがないということ。
忠臣は二君に仕えず(ちゅうしんはにくんにつかえず)
忠義を重んじる臣下は、その生涯でただ一人の主君にしか仕えないということ。
釣瓶縄井桁を断つ(つるべなわいげたをたつ)
わずかな力でも休まず重ねれば、やがて堅いものを断つに至るというたとえ。細くやわらかい釣瓶縄も、長く使ううちには井戸の井桁をこすり切ってしまうことから。
梃子でも動かない(てこでもうごかない)
どんな手段を用いても、絶対にその場から動かないことのたとえ。 または、どんな事があっても、頑として言うことをきかないことのたとえ。 梃子は小さな力で大きなものを動かすことができるが、その梃子を用いても動かすことができないことから。
念力岩をも徹す(ねんりきいわをもとおす)
思いを込めて一心に事を行えば、どんなことでも必ずやり遂げられるというたとえ。 「徹す」は「通す」とも書く。また、「念力岩を徹(通)す」ともいう。
鼻っ柱が強い(はなっぱしらがつよい)
相手に負けまいとする気持ちが強く、簡単に主張を曲げたり、くじけたりしないこと。
馬鹿の一念(ばかのいちねん)
愚か者も一心に事をおこなえば、すばらしい大事業を成し遂げられるということ。
匹夫も志を奪うべからず(ひっぷもこころざしをうばうべからず)
どんなに身分の低い者でも、意思が堅ければ、誰もその志を変えさせることは出来ないということ。人の志は尊重すべきだということ。「匹夫」は、身分の低い男の意。
富貴も淫する能わず、貧賤も移す能わず(ふうきもいんするあたわず、ひんせんもうつすあたわず)
豊かさに溺れず、乏しさにも折れない人のこと。 財と位を得ても身を持ち崩さず、食うにも困る境遇に落ちても信じるところを曲げない。このあとに「威武も屈する能わず(力ずくでも従わせられない)。これを大丈夫と謂う」と続く。
武士に二言はない(ぶしににごんはない)
一度口に出したら、あとから言い直すことはしない。 引き受けると言った時点で、退く道は自分で断っている。
骨がある(ほねがある)
周りからの圧力に負けず、信念を貫き通す性質であること。
骨が舎利になっても(ほねがしゃりになっても)
たとえ死んでも。どんなに辛くても。 強い決意を表す言葉。 「舎利」は火葬した後の骨のこと。
骨を埋める(ほねをうずめる)
その地で死ぬこと。 または、一つの物事に生涯を捧げること。
丸くとも一角あれや人心(まるくともひとかどあれやひとごころ)
性格が温厚で柔和なのはよいことだが、時には自分の意地を通すような強い一面もあったほうがよいということ。「一角」は、性格が少し角立っていること。「あまりまろきは転び易きぞ」と続けてもいう。
操を立てる(みさおをたてる)
志を堅く守って変えないこと。 また、女性が貞操を守り通すこと。
身を持する(みをじする)
生活態度や品行を厳しく守り、保ち続けること。
勇者は懼れず(ゆうしゃはおそれず)
まことの勇気を備えた者は、危うい場面に出くわしても物おじせず、なすべきことをなせるということ。
陽気発する処、金石も亦透る(ようきはっするところ、きんせきもまたとおる)
どんな困難なことでも、精神を集中すればできないことはないということ。 「陽気」は万物が生じて活動しようとする気。 陽気が発生すれば、金属や石のように硬いものでも貫くとの意から。
余の辞書には不可能という言葉はない(よのじしょにはふかのうということばはない)
自分には不可能なことはないということ、世の中には出来ないことなどないということ。「余」は「予」とも書く。通説としてナポレオンの言葉といわれている。
我が心石に非ず、転ずべからず(わがこころいしにあらず、てんずべからず)
心が確固として不動であることのたとえ。 自分の心は石ではないから、転がして動かすことはできないということ。
和して同ぜず(わしてどうぜず)
まわりと打ち解けて付き合いながらも、自分の見方まで相手に合わせてしまうことはしない。 調子を揃えるだけの交わりとは、そこが分かれる。
我に自由を与えよしからずんば死を与えよ(われにじゆうをあたえよしからずんばしをあたえよ)
アメリカ独立運動でパトリック・ヘンリーが、自由のために、死ぬ気で戦うという強い決意を表して、演説の結びに言った言葉。
我より古を作す(われよりいにしえをなす)
先例や古いしきたりにとらわれず、自分が独自の新しいことを始めるということ。
