虚仮の一心とは
虚仮の一心
こけのいっしん
言葉 | 虚仮の一心 |
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読み方 | こけのいっしん |
意味 | 愚かな者でも物事を一心に行えば、すぐれたことが出来るというたとえ。
「虚仮」は、愚か者のこと。 「虚仮の一念」ともいう。 |
異形 | 虚仮の一念(こけのいちねん) |
使用語彙 | 虚仮 / 一心 / 一念 |
使用漢字 | 虚 / 仮 / 一 / 心 / 念 |
「虚」を含むことわざ
- 一人虚を伝うれば万人実を伝う(いちにんきょをつたうればばんにんじつをつたう)
- 己を虚しゅうす(おのれをむなしゅうす)
- 虚勢を張る(きょせいをはる)
- 虚を衝く(きょをつく)
- 虚仮にする(こけにする)
- 虚無僧に尺八(こむそうにしゃくはち)
- 良賈は深く蔵して虚しきが如し(りょうこはふかくぞうしてむなしきがごとし)
「仮」を含むことわざ
- 一臂の力を仮す(いっぴのちからをかす)
- 仮面を被る(かめんをかぶる)
- 虚仮にする(こけにする)
- 虚仮の一念(こけのいちねん)
- 虚仮の一心(こけのいっしん)
- 唐紙、唐紙、仮名で書け(とうし、からかみ、かなでかけ)
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
「心」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 明日ありと思う心の仇桜(あすありとおもうこころのあだざくら)
- 頭剃るより心を剃れ(あたまそるよりこころをそれ)
- 網心あれば魚心(あみごころあればうおごごろ)
- 過つは人の性、許すは神の心(あやまつはひとのさが、ゆるすはかみのこころ)
- 怒り心頭に発する(いかりしんとうにはっする)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 一心岩を通す(いっしんいわをとおす)
- 一心岩をも通す(いっしんいわをもとおす)
- 色は心の外(いろはこころのほか)