大巧は拙なるが若し
「大巧は拙なるが若し」の意味・読み方を解説します。類句に「大賢は愚なるが如し」などがあります。
大巧は拙なるが若し
たいこうはせつなるがごとし
| 言葉 | 大巧は拙なるが若し |
|---|---|
| 読み方 | たいこうはせつなるがごとし |
| 意味 | 本当に巧みな者は技をひけらかす作為を持たないため、うわべだけを見た者の目には、かえって不器用と映る。
「大直は屈するが若し」「大弁は訥なるが若し」と、極まったものはその逆のものに見える、という言い回しがいくつも並ぶ中の一句。 |
| 出典 | 『老子』四十五 |
| 場面 | 才能を隠す / 技術 |
| 類句 | 大賢は愚なるが如し(たいけんはぐなるがごとし) |
| 大智は愚の如し(たいちはぐのごとし) | |
| 使用語彙 | 如し / 大功 |
| 使用漢字 | 大 / 巧 / 拙 / 若 |
「大」を含むことわざ
- 諍いをしいしい腹を大きくし(いさかいをしいしいはらをおおきくし)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 上を下への大騒ぎ(うえをしたへのおおさわぎ)
- 独活の大木(うどのたいぼく)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 江戸は八百八町、大坂は八百八橋(えどははっぴゃくやちょう、おおさかははっぴゃくやばし)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
- 大当たりを取る(おおあたりをとる)
- 大嘘はつくとも小嘘はつくな(おおうそはつくともこうそはつくな)
「巧」を含むことわざ
- 巧言令色、鮮なし仁(こうげんれいしょく、すくなしじん)
- 巧詐は拙誠に如かず(こうさはせっせいにしかず)
- 巧者貧乏人宝(こうしゃびんぼうひとだから)
- 巧遅は拙速に如かず(こうちはせっそくにしかず)
- 大巧は拙なるが若し(たいこうはせつなるがごとし)
「拙」を含むことわざ
- 巧詐は拙誠に如かず(こうさはせっせいにしかず)
- 巧遅は拙速に如かず(こうちはせっそくにしかず)
- 大巧は拙なるが若し(たいこうはせつなるがごとし)
- 兵は拙速を尊ぶ(へいはせっそくをとうとぶ)
「若」を含むことわざ
- いずれ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)
- 傍らに人無きが若し(かたわらにひとなきがごとし)
- 学若し成らずんば死すとも帰らず(がくもしならずんばしすともかえらず)
- 気が若い(きがわかい)
- 君子の交わりは淡きこと水の若し(くんしのまじわりはあわきことみずのごとし)
- 子を知ること父に若くはなし(こをしることちちにしくはなし)
- 五指のこもごも弾くは捲手の一挃に若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
- 駟の隙を過ぐるが若し(しのげきをすぐるがごとし)
- 矯めるなら若木のうち(ためるならわかぎのうち)
- 年寄りの物忘れ、若者の無分別(としよりのものわすれ、わかもののむふんべつ)
