桑中の喜び
ことわざ「桑中の喜び」の意味・読み方を解説します。
桑中の喜び
そうちゅうのよろこび
| 言葉 | 桑中の喜び |
|---|---|
| 読み方 | そうちゅうのよろこび |
| 意味 | 夫婦ではない男女が、人目を避けて会うことの楽しみ。道にはずれた関係を、責める調子で言う。
「桑中」は古代中国の衛の国にあった地名で、桑畑の中を指すとも言われる。『詩経』の「桑中」は、そこで会う約束をした相手を思う歌で、古くから世の乱れをそしる作とも、みだらな歌とも受け取られてきた。この言葉の背景には、その解釈がある。 『春秋左氏伝』成公二年には「桑中之喜」の句がある。戦にかかわる重い役目を負った使者を見た人が、軍事への恐れと同時に、ひそかな恋の喜びまで抱いているようだと言い当てた場面である。 |
| 例文 | 主君の妻との桑中の喜びが露見して、その家臣は城を追われた。 |
| 出典 | 『詩経』鄘風・桑中 |
| 場面 | 恋愛 / 秘密 |
| 使用漢字 | 桑 / 中 / 喜 |
「桑」を含むことわざ
- 滄海変じて桑田となる(そうかいへんじてそうでんとなる)
- 桑梓(そうし)
- 桑中の喜び(そうちゅうのよろこび)
- その手は桑名の焼き蛤(そのてはくわなのやきはまぐり)
- 扶桑(ふそう)
「中」を含むことわざ
- 顎で背中を搔く(あごでせなかをかく)
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 頭の中が真っ白になる(あたまのなかがまっしろになる)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 暗中的を射る(あんちゅうまとをいる)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一文高の世の中(いちもんだかのよのなか)
- 意中の人(いちゅうのひと)
