螻蛄腹立つれば鶫喜ぶ

ことわざ「螻蛄腹立つれば鶫喜ぶ」の意味・読み方・異形などを解説します。

言葉螻蛄腹立つれば鶫喜ぶ
読み方けらはらたつればつぐみよろこぶ
意味一方にとって腹立たしいことが、もう一方にはありがたい結果になる。二つの立場の損と得が、ちょうど裏表のように逆向きだというたとえ。
昔、鶫(つぐみ)という鳥をつかまえるのに、土の中にすむ虫の螻蛄(けら)をつないでおき、えさに使った。そのやり方を下じきにした言葉で、つながれた螻蛄は腹を立てても、鶫のほうはえさが見つかって喜ぶ、という場面を思い描いたものだ。
「立つれば」を「立てれば」「立てば」にかえて、「螻蛄腹立てれば鶫喜ぶ」「螻蛄腹立てば鶫喜ぶ」ともいう。
例文道路工事のせいで向かいの食堂は店先がふさがれて文句を言っているが、こちらの弁当屋は工事の人たちが毎日買いに来てくれて大助かりだ。螻蛄腹立つれば鶫喜ぶそのままの成り行きだ。
異形 螻蛄腹立てれば鶫喜ぶ(けらはらたてればつぐみよろこぶ)
螻蛄腹立てば鶫喜ぶ(けらはらたてばつぐみよろこぶ)
場面損得 / 虫 / 両立しない
使用漢字螻 / 蛄 / 腹 / 立 / 鶫 / 喜

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