随喜の涙
ことわざ「随喜の涙」の意味・読み方・異形などを解説します。
随喜の涙
ずいきのなみだ
| 言葉 | 随喜の涙 |
|---|---|
| 読み方 | ずいきのなみだ |
| 意味 | ありがたさが身にしみたときや、深い喜びに胸を満たされたときに、おのずとこぼれる涙。ふつう「随喜の涙を流す」の形で、感激して涙する姿をいう。
「随喜」はもともと仏教でいう語で、他の人の善い行いを見て、ともに喜びの心を起こすことを指す。のちには、深く感謝して大いに喜ぶ意にも用いる。 四字の形では随喜之涙と書き、読みも同じである。 |
| 例文 | 大きな手術を乗り越えた子の笑顔を見て、両親は執刀した医師に何度も頭を下げ、随喜の涙を流した。 |
| 異形 | 随喜の涙を流す(ずいきのなみだをながす) |
| 随喜の涙をこぼす(ずいきのなみだをこぼす) | |
| 場面 | 喜ぶ / 感謝 / 感動 |
| 使用漢字 | 随 / 喜 / 涙 / 流 |
「随」を含むことわざ
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 意到りて筆随う(いいたりてふでしたがう)
- 一波纔かに動いて万波随う(いっぱわずかにうごいてまんぱしたがう)
- 影の形に随うが如し(かげのかたちにしたがうがごとし)
- 随徳寺をきめる(ずいとくじをきめる)
- 善悪の報いは影の形に随うが如し(ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし)
- 他の追随を許さない(たのついずいをゆるさない)
- 水は方円の器に随う(みずはほうえんのうつわにしたがう)
- 礼は宜しきに随うべし、令は俗に従うべし(れいはよろしきにしたがうべし、れいはぞくにしたがうべし)
「喜」を含むことわざ
- 風が吹けば桶屋が喜ぶ(かぜがふけばおけやがよろこぶ)
- 喜寿(きじゅ)
- 螻蛄腹立つれば鶫喜ぶ(けらはらたつればつぐみよろこぶ)
- 子ほど喜ばせにくいものはなく親ほど喜ばせやすいものはない(こほどよろこばせにくいものはなくおやほどよろこばせやすいものはない)
- 雀の糠喜び(すずめのぬかよろこび)
- 泣くほど留めても帰れば喜ぶ(なくほどとめてもかえればよろこぶ)
- ぬか喜び(ぬかよろこび)
- 喜んで尻餅をつく(よろこんでしりもちをつく)
- 弄瓦の喜び(ろうがのよろこび)
- 弄璋の喜び(ろうしょうのよろこび)
「涙」を含むことわざ
- 一掬の涙(いっきくのなみだ)
- 鬼の目にも涙(おにのめにもなみだ)
- 蚊の涙(かのなみだ)
- 感涙に咽ぶ(かんるいにむせぶ)
- 血涙を絞る(けつるいをしぼる)
- 紅涙を絞る(こうるいをしぼる)
- 姑の涙汁(しゅうとめのなみだじる)
- 雀の涙(すずめのなみだ)
- 声涙、倶に下る(せいるい、ともにくだる)
- 血の涙(ちのなみだ)
