「喜ぶ」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 55 件
「喜ぶ」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全55件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
あの世の極楽で千日暮らすより、この世で一日でも楽しむほうがよいということ。
命の洗濯(いのちのせんたく)
気晴らしをして、日ごろの苦労から解放されること。
後ろに柱前に酒(うしろにはしらまえにさけ)
快く気楽な気分のたとえ。 後ろにある柱にもたれかかり酒を飲むことから。
有頂天(うちょうてん)
激しく喜んで大得意になること。 仏教で、三界の中で最も上位の世界の意から。
嬉しい悲鳴(うれしいひめい)
嬉しい事態ではあるものの、そのために多忙になったことを嘆く声。
得たり賢し(えたりかしこし)
物事が自分の思い通りになったときにいう言葉。しめた、うまくいった、ということ。多く「得たり賢しと」の形で副詞的に用いる。
悦に入る(えつにいる)
事がうまく運んで満足し、心の中で喜ぶこと。
笑壺に入る(えつぼにいる)
おかしさがこみ上げて、こらえきれずに笑い出すこと。多く、その場のみんなが笑うときにいう。 また、事がうまく運んで、ひとりでに笑みがこぼれること。こちらはひとりで浮かべる笑みをいう。 「笑壺」は、笑いの出どころにあたる体の急所を指すという。 「入る」は「いる」と読む。
頤を解く(おとがいをとく)
あごが外れるほど大口を開けて笑うこと。 「頤」はあご、「解く」は外すこと。 「頤を外す」「頤を放つ」ともいう。
男冥利に尽きる(おとこみょうりにつきる)
男としてこれ以上の幸福はないということ。「男冥利」は男に生まれた幸せ、「尽きる」はこれ以上はないという意。
鬼の首を取ったよう(おにのくびをとったよう)
まるで鬼を退治して首を取るという大手柄を立てたかのように得意になるようす。
女冥利に尽きる(おんなみょうりにつきる)
女に生まれた甲斐がここに極まった、と思えるほどの幸せに恵まれること。 「冥利」は知らぬうちに授かる神仏の恵みで、それを受け尽くしたというほどの言い方。
快哉を叫ぶ(かいさいをさけぶ)
愉快なできごとに歓声をあげること。 「快哉」は「快きかな」の意。
会心の笑みをもらす(かいしんのえみをもらす)
思い描いた通りの結果となり、満足して喜びの表情をすること。
顔をほころばせる(かおをほころばせる)
嬉しさなどで思わず笑顔になること。
歓を尽くす(かんをつくす)
大いに楽しんだり、喜んだりすること。 「歓を極める」ともいう。
凱歌を揚げる(がいかをあげる)
試合や戦争などの戦いに勝利して喜ぶ。 「凱歌」は、勝利を祝う歌。 「揚げる」は「上げる」「挙げる」とも書く。
気味がいい(きみがいい)
嫌いな人の失敗などを見て、痛快な気分になる様子。 「いい気味」ともいう。
興に入る(きょうにいる)
面白がったり夢中になったりすること。
興に乗る(きょうにのる)
物事を進行するうちに面白くなり、ますます調子づくさま。 「興に乗じる」ともいう。
興を添える(きょうをそえる)
その場の雰囲気をよりいっそう楽しいものにするため、何かをして盛り上げること。
空谷の跫音(くうこくのきょうおん)
退屈な時や孤独な時に、思いがけない訪問があったり便りが届いたりする喜びのたとえ。 「空谷」はひと気のないさびしい谷間、「跫音」は足音のこと。 人のいないさびしい山奥で聞く人の足音との意から。
君子の三楽(くんしのさんらく)
徳のそなわった人が心から楽しむ三つのもの。父母と同胞がそろって息災であること、おのれの行いに一点の疚しさもないこと、すぐれた素質の若者を導き育てること。
結構毛だらけ(けっこうけだらけ)
申し分なしという心持ちを、「け」の音を重ねて弾ませた言い回し。「猫灰だらけ」と続けて、おどけた響きを添える。
声が弾む(こえがはずむ)
元気でうきうきした声になること。
小気味がいい(こきみがいい)
見たり聞いたりしているだけで、爽快な気分になる様子。痛快な様子。 「小気味」は「気味」を強めた表現。
心が弾む(こころがはずむ)
楽しいことや嬉しいことがあって、気持ちがうきうきすること。 「気が弾む」ともいう。
心を躍らせる(こころをおどらせる)
期待や喜び、楽しさなどで胸がわくわくすること。
舌鼓を打つ(したつづみをうつ)
美味しい物を食べて満たされる様子。美味しい物を食べて舌の音を鳴らすという意味から。 「舌鼓」は「したづつみ」とも読む。
祝杯を上げる(しゅくはいをあげる)
願いが叶ったり、勝負に勝ったりして喜ぶこと。祝いの席で酒を酌み交わしながら喜ぶという意味から。
相好を崩す(そうごうをくずす)
嬉しそうな笑顔になること。にこやかな表情になること。 「相好」は顔つきという意味。
手の舞、足の踏む所を知らず(てのまい、あしのふむところをしらず)
うれしさが先に立って、手足が勝手に動いてしまう。 自分でも収まりのつかないほど気持ちが弾んでいるさま。
天にも昇る心地(てんにものぼるここち)
これ以上ないほどに嬉しい気持ちのたとえ。
朋あり遠方より来る(ともありえんぽうよりきたる)
同じ道を志す相手が、長い道のりを越えて顔を見せる。 これに勝る心の弾みはないと孔子が数えた、生きる楽しみの一つ。
飲めや歌え(のめやうたえ)
宴会などがにぎやかに盛り上がっているさま。 酒を酌み交わし、歌い騒ぐほどの大いにぎわう様子をいう。
鼻歌交じり(はなうたまじり)
鼻歌を口ずさみながら、上機嫌で気軽に何かを行うさま。緊張や苦労を感じていない様子を含んでいうことが多い。
腹鼓を打つ(はらつづみをうつ)
満腹になって満足し、鼓を鳴らすように腹を叩いて音を鳴らすこと。 「腹鼓」は「はらつづみ」と読むのが正しいとされるが、「はらづつみ」と読まれる場合も多く、一般的となっている。
貧にして楽しむ(ひんにしてたのしむ)
貧しくても、それなりに楽しみを持って生活していくということ。
頬が緩む(ほおがゆるむ)
知らないうちに口のあたりがゆるんで、笑いかけた顔になること。上機嫌でいることが隠しきれずに表へ出てしまう様子をいう。
盆と正月が一緒に来たよう(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう)
うれしいことが重なることのたとえ。また、非常に忙しいことのたとえ。
待つうちが花(まつうちがはな)
物事はあれこれ想像して待っている間が楽しいものであるということ。 「待つ間が花」ともいう。
学びて時に之を習う亦説ばしからずや(まなびてときにこれをならうまたよろこばしからずや)
勉強したことを、折にふれて復習するということは、いっそう理解を深めることになる。なんと楽しいことではないかということ。
満更でもない(まんざらでもない)
口では否んでいても、実のところは満足している。 真正面から認めるのを避け、否み方をやわらげることで好意のほうを覗かせる。
見ぬが花(みぬがはな)
物事は実際に見るまでの間に心の中であれこれと想像しているときが楽しいということ。 「見ぬが心憎し」ともいう。
冥利に尽きる(みょうりにつきる)
その立場に身を置く者として、この上ない幸運に恵まれたと感じること。「冥利」は神仏から受ける恵み。
見るは法楽(みるはほうらく)
ものを目にすること自体が、何にも代えがたい楽しみだということ。 また、眺めるだけなら元手も要らないのだから遠慮はいらない、と人に勧めるときにも使う。 「法楽」はもと神仏に捧げる楽の音を指した。転じて、人の心をなぐさめるものをいうようになった。
胸が躍る(むねがおどる)
喜びや期待などから気持ちがうきうきすること。
胸がすく(むねがすく)
心につかえていた不平や不満などがなくなり、すっきりとした気分になること。
胸が高鳴る(むねがたかなる)
希望や期待などから、感情が高ぶる様子。
胸を躍らせる(むねをおどらせる)
期待や喜びなどから、わくわくした気持ちになること。
胸を膨らませる(むねをふくらませる)
これから訪れる良いことを思い描いて、心が大きくふくれ上がること。入学や就職など、新たに歩み出す場面で使う。
目の正月(めのしょうがつ)
珍しいものや貴重なもの、非常に美しいものを見て楽しむこと。
目を細める(めをほそめる)
まぶたを細く開くこと。また、いとおしさやうれしさが顔ににじむこと。
諸手を挙げて(もろてをあげて)
無条件に、または心から喜んだり賛成したりするさま。
笑いが止まらない(わらいがとまらない)
予想外の利益によって、嬉しくてたまらない様子。
