徳を以て怨みに報ゆ
ことわざ「徳を以て怨みに報ゆ」の意味・読み方・異形などを解説します。
徳を以て怨みに報ゆ
とくをもってうらみにむくゆ
| 言葉 | 徳を以て怨みに報ゆ |
|---|---|
| 読み方 | とくをもってうらみにむくゆ |
| 意味 | 敵意を向けてくる者にも、こちらは相手の益になる振る舞いで応じる。打ち返す手を出さずに受け止め、いがみ合いをそこで終わらせる。 |
| 出典 | 『論語』 |
| 異形 | 徳を以て恨みに報ゆ(とくをもってうらみにむくゆ) |
| 場面 | 恨み / 大らかな性格 / 思いやり |
| 使用語彙 | 徳 / 怨み / 恨み |
| 使用漢字 | 徳 / 以 / 怨 / 報 / 恨 |
「徳」を含むことわざ
- 一升徳利こけても三分(いっしょうどっくりこけてもさんぶ)
- 一升徳利に二升は入らぬ(いっしょうどっくりににしょうははいらぬ)
- 陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)
- 陰徳は末代の宝(いんとくはまつだいのたから)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 落とした物は拾い徳(おとしたものはひろいどく)
- 隠れての信は顕われての徳(かくれてのしんはあらわれてのとく)
- 郷原は徳の賊(きょうげんはとくのぞく)
- 後生は徳の余り(ごしょうはとくのあまり)
- 酒に十の徳あり(さけにとおのとくあり)
「以」を含むことわざ
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 君君たらずと雖も臣以て臣たらざるべからず(きみきみたらずといえどもしんもってしんたらざるべからず)
- 牛刀を以て鶏を割く(ぎゅうとうをもってにわとりをさく)
- 楔を以て楔を抜く(くさびをもってくさびをぬく)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
「怨」を含むことわざ
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 怨みほど恩を思え(うらみほどおんをおもえ)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 睚眥の怨み(がいさいのうらみ)
- 大徳は小怨を滅ぼす(だいとくはしょうえんをほろぼす)
- 天を怨みず人を尤めず(てんをうらみずひとをとがめず)
- 盗みする子は憎からで縄かくる人が怨めしい(ぬすみするこはにくからでなわかくるひとがうらめしい)
- 人を怨むより身を怨め(ひとをうらむよりみをうらめ)
- 命を知る者は天を怨まず(めいをしるものはてんをうらまず)
「報」を含むことわざ
- 悪の報いは針の先(あくのむくいははりのさき)
- 仇を恩で報ずる(あだをおんでほうずる)
- 一矢を報いる(いっしをむくいる)
- 陰徳あれば必ず陽報あり(いんとくあればかならずようほうあり)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 起きて働く果報者(おきてはたらくかほうもの)
- 親の因果が子に報う(おやのいんががこにむくう)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 果報は寝て待て(かほうはねてまて)
- 善悪の報いは影の形に随うが如し(ぜんあくのむくいはかげのかたちにしたがうがごとし)
