嘘をつかねば仏になれぬ

ことわざ「嘘をつかねば仏になれぬ」の意味・読み方を解説します。

言葉嘘をつかねば仏になれぬ
読み方うそをつかねばほとけになれぬ
意味嘘をつくのは本来よくないが、人を救うためなど、わけがあってつく嘘なら認められてよい、ということ。嘘をついた人が、自分のしたことは筋が通っていると言い張るために持ち出す、言い訳めいた言葉でもある。
字の上では「嘘をつかなければ仏にはなれない」と言っている。仏でさえ、迷っている人々を救い、悟りへ導くために、ときには事実でないことを語った、という考えが下敷きにある。そこから、必要な嘘ならやむをえないという理屈に結びつけて使われる。
似た考えの言葉に「嘘も方便」があり、逆に、嘘をつくなと教える言葉には「嘘つきは泥棒の始まり」がある。
例文入院中の祖母に心配をかけまいと、母は家のごたごたを伏せて「みんな元気よ」と笑ってみせた。これこそ嘘をつかねば仏になれぬで、相手を思えばこそつく嘘もあるのだと思った。
場面嘘・偽り / 信仰
使用漢字嘘 / 仏

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