祝い事は延ばせ、仏事は取り越せ
ことわざ「祝い事は延ばせ、仏事は取り越せ」の意味・読み方を解説します。
祝い事は延ばせ、仏事は取り越せ
いわいごとはのばせ、ぶつじはとりこせ
| 言葉 | 祝い事は延ばせ、仏事は取り越せ |
|---|---|
| 読み方 | いわいごとはのばせ、ぶつじはとりこせ |
| 意味 | 結婚式などのめでたい行事は、急がずに日取りが少し遅れても差し支えないが、法事などの仏教の行事は、予定の日を早めてでも先に済ませよ、と説く言葉。
めでたいことは落ち着いて慎重に進めればよいが、亡くなった人をしのぶ行事はぐずぐずと先へ延ばすべきでない、という昔からの心がけを表している。 「法事」は亡くなった人をとむらうために行う仏教の行事で、「取り越す」は、決めてあった日よりも前にずらして行うという意味。 |
| 例文 | 祖父の法事と姉の結婚祝いの食事会が同じ月に重なったが、祝い事は延ばせ、仏事は取り越せで、法事を先に済ませることにした。 |
| 場面 | 戒めの言葉 / 風習 |
| 使用漢字 | 祝 / 事 / 延 / 仏 / 取 / 越 |
「祝」を含むことわざ
- 祝い事は延ばせ、仏事は取り越せ(いわいごとはのばせ、ぶつじはとりこせ)
- 神様にも祝詞(かみさまにものりと)
- 祝杯を上げる(しゅくはいをあげる)
- 祝融の災い(しゅくゆうのわざわい)
- 物は祝いがら(ものはいわいがら)
「事」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪事千里を走る(あくじせんりをはしる)
- 悪事身に返る(あくじみにかえる)
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 怪しきを見て怪しまざれば怪しき事無し(あやしきをみてあやしまざればあやしきことなし)
- 言うに事欠いて(いうにことかいて)
「延」を含むことわざ
- 悪は延べよ(あくはのべよ)
- 足を延ばす(あしをのばす)
- 一寸延びれば尋延びる(いっすんのびればひろのびる)
- 今日できることを明日まで延ばすな(きょうできることをあすまでのばすな)
- 事が延びれば尾鰭が付く(ことがのびればおひれがつく)
- 善は急げ悪は延べよ(ぜんはいそげあくはのべよ)
- 手を延ばす(てをのばす)
- 間が延びる(まがのびる)
「仏」を含むことわざ
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつうぶっしょう)
- 居仏が立ち仏を使う(いぼとけがたちぼとけをつかう)
- 今際の念仏誰も唱える(いまわのねんぶつだれもとなえる)
- 馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)
- お陀仏になる(おだぶつになる)
- 鬼が出るか仏が出るか(おにがでるかほとけがでるか)
- 鬼にもなれば仏にもなる(おににもなればほとけにもなる)
- 鬼の念仏(おにのねんぶつ)
- 蟹の念仏(かにのねんぶつ)
「取」を含むことわざ
- 足搔きが取れない(あがきがとれない)
- 揚げ足取り(あげあしとり)
- 揚げ足を取る(あげあしをとる)
- 足を取られる(あしをとられる)
- 当たりを取る(あたりをとる)
- 呆気に取られる(あっけにとられる)
- 虻蜂取らず(あぶはちとらず)
- 息を引き取る(いきをひきとる)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぶし)
