越俎の罪
ことわざ「越俎の罪」の意味・読み方・異形などを解説します。
越俎の罪
えっそのつみ
| 言葉 | 越俎の罪 |
|---|---|
| 読み方 | えっそのつみ |
| 意味 | 自分の受け持ちの範囲を越えて、ほかの人が任されている仕事や権限にまで踏みこみ、口出しや手出しをするあやまち。
「俎」は、祭りのときに神へのささげ物をのせる台で、のちにまな板の意味にもなった。むかし中国で、尭が、俗世を避けて山野に住む賢人の許由に天子の位を任せたいと申し出たとき、許由はこれを受けず、「台所の者が料理をしなくても、神に仕える者が祭りの器を越えてその役を務めはしない」と返して退けた。越俎の罪という言い方はこの話による。 「越俎」の二字だけでも通じ、国語辞典にも見出しとして載る。四字熟語では越俎之罪と越俎代庖が同じ話を踏まえている。 |
| 例文 | 営業担当の私が開発の手順にまで指図したのは越俎の罪だったと、会議のあとで反省した。 |
| 出典 | 『荘子』逍遥遊 |
| 異形 | 越俎(えっそ) |
| 場面 | 他人 / 仕事 |
| 使用漢字 | 越 / 俎 / 罪 |
「越」を含むことわざ
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 祝い事は延ばせ、仏事は取り越せ(いわいごとはのばせ、ぶつじはとりこせ)
- 越鳥南枝に巣くい、胡馬北風に嘶く(えっちょうなんしにすくい、こばほくふうにいななく)
- 越王、怒蛙に式す(えつおう、どあにしょくす)
- 江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
- 川越して宿とれ(かわこしてやどとれ)
- 肝胆も楚越なり(かんたんもそえつなり)
- 先を越す(さきをこす)
- 信心過ぎて極楽を通り越す(しんじんすぎてごくらくをとおりこす)
- 頼めば越後から米搗きにも来る(たのめばえちごからこめつきにもくる)
