内広がりの外すぼり
ことわざ「内広がりの外すぼり」の意味・読み方・異形などを解説します。
内広がりの外すぼり
うちひろがりのそとすぼり
| 言葉 | 内広がりの外すぼり |
|---|---|
| 読み方 | うちひろがりのそとすぼり |
| 意味 | 家の中では家族に向かって大きな口をきき、いばった態度をとっているのに、一歩外へ出て他人と向き合うと、急に気が弱くなって、おどおどと小さくなる人をいう。
「すぼり」は動詞「すぼる」の名詞形で、開いていたものが細く小さく閉じていくこと。家では手足を伸ばして広々とふるまう人が、外へ出たとたんに身をすぼめる。そのちがいを、「広がり」と「すぼり」を向かい合わせて示した言葉。終わりを「外すぼまり」「外すばり」とする言い方も伝わっている。 同じような人を指す句には「内弁慶外すばり」や「内で蛤、外では蜆」がある。 |
| 例文 | 姉は家では弟の私に細かく指図してばかりいるのに、近所の人に声をかけられると小声で返事をするのがやっとだ。家族はそんな姉を内広がりの外すぼりだと言って笑っている。 |
| 異形 | 内広がりの外すぼまり(うちひろがりのそとすぼまり) |
| 場面 | 見栄を張る / 弱い |
| 使用漢字 | 内 / 広 / 外 |
「内」を含むことわざ
- 毬栗も内から割れる(いがぐりもうちからわれる)
- 内閻魔の外恵比須(うちえんまのそとえびす)
- 内兜を見透かす(うちかぶとをみすかす)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 内で蛤、外では蜆(うちではまぐり、そとではしじみ)
- 内に省みて疚しからず(うちにかえりみてやましからず)
- 内に誠あれば外に形る(うちにまことあればそとにあらわる)
- 内の米の飯より隣の麦飯(うちのこめのめしよりとなりのむぎめし)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 内弁慶(うちべんけい)
「広」を含むことわざ
- 大風呂敷を広げる(おおぶろしきをひろげる)
- 顔が広い(かおがひろい)
- 肩身が広い(かたみがひろい)
- 視野が広い(しやがひろい)
- 世間が広い(せけんがひろい)
- 世間は広いようで狭い(せけんはひろいようでせまい)
- 長広舌を振るう(ちょうこうぜつをふるう)
- 手を広げる(てをひろげる)
- 名を広める(なをひろめる)
- 波紋を広げる(はもんをひろげる)
