錐を立つべき地
ことわざ「錐を立つべき地」の意味・読み方・異形などを解説します。
錐を立つべき地
きりをたつべきち
| 言葉 | 錐を立つべき地 |
|---|---|
| 読み方 | きりをたつべきち |
| 意味 | ほんの少しの広さしかない、ひどく狭いところのたとえ。
錐(板などに細い穴を開ける、先のとがった道具)を一本、やっと立てられるくらいの広さのこと。「立つべき」は、いまの「立てられる」に当たる昔の言い方。 「ない」で打ち消して、人や物がぎっしり詰まってすき間もないさまを言う言葉に立錐の余地もないがある。また、狭い場所をたとえる似た言葉に猫の額がある。 |
| 例文 | 苦労して買えたのは錐を立つべき地にすぎなかったが、祖父はそこで小さな畑を耕した。 |
| 異形 | 錐を立つる地(きりをたつるち) |
| 場面 | ごく小さいもの |
| 使用漢字 | 錐 / 立 / 地 |
「錐」を含むことわざ
- 片手で錐は揉まれぬ(かたてできりはもまれぬ)
- 錐の嚢中に処るが如し(きりののうちゅうにおるがごとし)
- 錐を立つべき地(きりをたつべきち)
- 嚢中の錐(のうちゅうのきり)
- 立錐の余地もない(りっすいのよちもない)
「立」を含むことわざ
- 愛立てないは祖母育ち(あいだてないはばばそだち)
- 間に立つ(あいだにたつ)
- 青筋を立てる(あおすじをたてる)
- 証を立てる(あかしをたてる)
- 明かりが立つ(あかりがたつ)
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 足下から鳥が立つ(あしもとからとりがたつ)
- 足を重ねて立ち、目を側てて視る(あしをかさねてたち、めをそばだててみる)
- 頭から湯気を立てる(あたまからゆげをたてる)
