刑の疑わしきは軽くせよ
ことわざ「刑の疑わしきは軽くせよ」の意味・読み方・異形などを解説します。
刑の疑わしきは軽くせよ
けいのうたがわしきはかるくせよ
| 言葉 | 刑の疑わしきは軽くせよ |
|---|---|
| 読み方 | けいのうたがわしきはかるくせよ |
| 意味 | 罪を犯したかどうかや、その罪の重さが確かでないときは、重い罰は避けて軽いほうを選べ、という教え。人を裁く者は決めつけで厳しい罰を与えず、慎重であれと説いている。
『書経』という中国の古典で、裁きの役を任された皋陶が、帝の舜の治め方をたたえた言葉の一節から。罪のない人を殺してしまうよりは、法の決まりから外れるほうがまだよい、と続く。 同じ一節の対句をそのまま言う「罪の疑わしきは軽くし、功の疑わしきは重くす」や、近い考えの「疑わしきは罰せず」がある。 |
| 例文 | 証拠がそろわないまま重い判決を下すのは乱暴だ。刑の疑わしきは軽くせよという昔からの教えを思い出してほしい。 |
| 出典 | 『書経』大禹謨 |
| 異形 | 刑の疑わしきをば軽んぜよ(けいのうたがわしきをばかろんぜよ) |
| 場面 | 法律 / 上の立場の人の心得 |
| 使用漢字 | 刑 / 疑 / 軽 |
「刑」を含むことわざ
- 刑場の露と消える(けいじょうのつゆときえる)
- 刑の疑わしきは軽くせよ(けいのうたがわしきはかるくせよ)
- 刑は刑なきに期す(けいはけいなきにきす)
- 礼楽刑政その極は一なり(れいがくけいせいそのきょくはいつなり)
「疑」を含むことわざ
- 疑いを挟む(うたがいをはさむ)
- 疑わしきは罰せず(うたがわしきはばっせず)
- 疑心、暗鬼を生ず(ぎしん、あんきをしょうず)
- 狐疑(こぎ)
- 大疑は大悟の基(たいぎはたいごのもとい)
- 罪の疑わしきは軽くし、功の疑わしきは重くす(つみのうたがわしきはかるくし、こうのうたがわしきはおもくす)
- 七度尋ねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ)
- 耳を疑う(みみをうたがう)
- 耳を信じて目を疑う(みみをしんじてめをうたがう)
- 目を疑う(めをうたがう)
