式微
ことわざ「式微」(しきび)の意味・読み方を解説します。
式微
しきび
| 言葉 | 式微 |
|---|---|
| 読み方 | しきび |
| 意味 | 国や王家、古くから続く名家などの勢いがすっかり落ちてしまうこと。改まった書き言葉で、「王室の式微」「式微に向かう」のように使う。
中国の古い詩をまとめた本『詩経』では、邶(はい)という国の歌を「邶風」として一つに束ねており、その中の一編の題が、この語のもとである。「式」は語の調子を整えるために置く字で、それ自体に意味はなく、「微」は勢いが細って弱まることを指す。 詩は「式微式微、胡不帰」と始まり、「衰えはてた、衰えはてた、なぜ帰らないのか」と呼びかける。古い注釈では、国を離れてよその国に身を寄せていた君主に、家来が国へ帰ろうとすすめた歌と読まれてきた。 |
| 例文 | 応仁の乱のあと、将軍家の式微が目立ってくると、各地の大名が力を競い合う時代へ移っていった。 |
| 出典 | 『詩経』邶風・式微 |
| 場面 | 衰える / 政治 |
| 使用漢字 | 式 / 微 |
