火事と葬式に行けば勘当もゆりるとは
火事と葬式に行けば勘当もゆりる
かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる
言葉 | 火事と葬式に行けば勘当もゆりる |
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読み方 | かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる |
意味 | 火事や葬式の時にわびに行って手伝えば、勘当された者も許されるということ。「ゆりる」は、許されるという意。 |
使用語彙 | 火事 |
使用漢字 | 火 / 事 / 葬 / 式 / 行 / 勘 / 当 |
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 足元に火が付く(あしもとにひがつく)
- 熱火子にかく(あつびこにかく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 油紙に火が付いたよう(あぶらがみにひがついたよう)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 油紙へ火の付いたよう(あぶらがみへひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
「事」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
「葬」を含むことわざ
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 魚腹に葬らる(ぎょふくにほうむらる)
- 葬礼帰りの医者話(そうれいがえりのいしゃばなし)
- 葬礼九つ酒七つ(そうれいここのつさけななつ)
- 闇から闇に葬る(やみからやみにほうむる)
- 闇に葬る(やみにほうむる)
「式」を含むことわざ
- 芋蔓式(いもづるしき)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 諸式が上がる(しょしきがあがる)
「行」を含むことわざ
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 畦から行くも田から行くも同じ(あぜからいくもたからいくもおなじ)
- 後へも先へも行かぬ(あとへもさきへもいかぬ)
- 好い線を行く(いいせんをいく)
- 言うと行うとは別問題である(いうとおこなうとはべつもんだいである)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 行き当たりばったり(いきあたりばったり)
- 行き掛けの駄賃(いきがけのだちん)
- 行く行くの長居り(いくいくのながおり)
- 往に跡へ行くとも死に跡へ行くな(いにあとへゆくともしにあとへゆくな)
「勘」を含むことわざ
- 勘気に触れる(かんきにふれる)
- 勘気を被る(かんきをこうむる)
- 勘定合って銭足らず(かんじょうあってぜにたらず)
- 勘定高い(かんじょうだかい)
- 勘定に入れる(かんじょうにいれる)
- 勘所を押さえる(かんどころをおさえる)
- 下種の勘ぐり(げすのかんぐり)
- 丼勘定(どんぶりかんじょう)