当たらぬ蜂には刺されぬとは
当たらぬ蜂には刺されぬ
あたらぬはちにはさされぬ

言葉 | 当たらぬ蜂には刺されぬ |
---|---|
読み方 | あたらぬはちにはさされぬ |
意味 | 自分から関わらなければ、災いや危険に巻き込まれることはないというたとえ。蜂の巣を突くなどして自ら危険に近づかない限り、刺されることはないことから。 |
異形 | 触らぬ蜂は刺さぬ(さわらぬはちはささぬ) |
類句 | 参らぬ仏に罰は当たらぬ(まいらぬほとけにばちはあたらぬ) |
触らぬ神に祟りなし(さわらぬかみにたたりなし) | |
七日通る漆も手に取らねばかぶれぬ(なぬかとおるうるしもてにとらねばかぶれぬ) | |
使用漢字 | 当 / 蜂 / 刺 / 触 |
「当」を含むことわざ
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 当たって砕けよ(あたってくだけよ)
- 当たって砕けろ(あたってくだけろ)
- 当たらず触らず(あたらずさわらず)
- 当たらず障らず(あたらずさわらず)
- 当たらずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当たりがいい(あたりがいい)
- 当たりを付ける(あたりをつける)
- 当たりを取る(あたりをとる)
「蜂」を含むことわざ
- 虻蜂取らず(あぶはちとらず)
- 虻蜂捕らず(あぶはちとらず)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 鹿の角を蜂が刺す(しかのつのをはちがさす)
- 泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)
- 泣きっ面を蜂が刺す(なきっつらをはちがさす)
- 泣き面に蜂(なきつらにはち)
- 蜂の巣をつついたよう(はちのすをつついたよう)
「刺」を含むことわざ
- 石臼を箸に刺す(いしうすをはしにさす)
- 牛の角を蜂が刺す(うしのつのをはちがさす)
- 釘を刺す(くぎをさす)
- 酒は燗、肴は刺身、酌は髱(さけはかん、さかなはさしみ、しゃくはたぼ)
- 刺身のつま(さしみのつま)
- 鹿の角を蜂が刺す(しかのつのをはちがさす)
- 死に馬に鍼刺す(しにうまにはりさす)
- 寸鉄人を刺す(すんてつひとをさす)
- 止めを刺す(とどめをさす)
- 泣きっ面を蜂が刺す(なきっつらをはちがさす)