琴線に触れるとは
琴線に触れる
きんせんにふれる

言葉 | 琴線に触れる |
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読み方 | きんせんにふれる |
意味 | 感銘を受けたり共感を感じることのたとえ。
「琴線」は、琴の糸。ここでは、人の心の奥にある思いや感情のたとえ。 その琴線(人の心の奥にある思いや感情)に触れることから。 |
使用されている漢字
「琴」を含むことわざ
牛に対して琴を弾ず(うしにたいしてことをだんず)
愚か者にいくら立派な道理を説いても何の役にも立たないことのたとえ。牛に琴を聞かせても反応がないことから。
琴瑟相和す(きんしつあいわす)
夫婦の仲が非常によいたとえ。「瑟」は、大琴。琴と大琴の合奏は音がよく調和することから。
琴線に触れる(きんせんにふれる)
琴柱に膠す(ことじににかわす)
規則にこだわって融通がきかないことのたとえ。「琴柱」は、琴の胴の上に立てて弦を支える道具で、この位置を動かして音の高低を調節するもの。その琴柱を膠で固定すると音調を変えることが出来ないことから。
伯牙、琴を破る(はくが、ことをやぶる)
心の通じ合った無二の親友と死別して悲観にくれるたとえ。中国、春秋時代に琴の名手の伯牙が、その琴の音を理解してくれた友人鐘子期の死後、二度と琴を弾かなかったという故事から。
「線」を含むことわざ
「触」を含むことわざ
当たらず触らず(あたらずさわらず)
どちらとも衝突を起こさないように、どっちつかずの曖昧な態度を取って済ませるようす。
折に触れて(おりにふれて)
機会があるたびに。事あるごとに。
核心に触れる(かくしんにふれる)
ものごとの最も重要なところに踏み込んで指摘すること。
勘気に触れる(かんきにふれる)
主君や親など、目上の者から咎められること。
気が触れる(きがふれる)
精神の状態がおかしくなること。
忌諱に触れる(ききにふれる)
目上の人がいやがる言動をして、ご機嫌を損なうこと。 「忌諱」は忌み嫌って避けること。 「きき」は「きい」とも読む。
機微に触れる(きびにふれる)
表面からはわかりにくい、心の微妙な変化を感じとること。
ことわざ検索ランキング01/27更新