干天の慈雨とは
干天の慈雨
かんてんのじう
言葉 | 干天の慈雨 |
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読み方 | かんてんのじう |
意味 | 待ち望んでいたことが実現することのたとえ。
また、困っている時に助けが現れることのたとえ。 「干天」は日照りのこと。 日照りの時に恵みの雨が降るとの意から。 「干天」は「旱天」とも書く。 |
異形 | 旱天の慈雨(かんてんのじう) |
類句 | 旱に雨(ひでりにあめ) |
地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけにあったよう) | |
闇夜の提灯(やみよのちょうちん) | |
使用語彙 | 慈雨 |
使用漢字 | 干 / 天 / 慈 / 雨 / 旱 |
「干」を含むことわざ
- 顎が干上がる(あごがひあがる)
- 干戈を交える(かんかをまじえる)
- 口が干上がる(くちがひあがる)
- 甲羅を干す(こうらをほす)
- 雪駄の土用干し(せったのどようぼし)
- 太陽の照っているうちに干し草を作れ(たいようのてっているうちにほしくさをつくれ)
- 干潟の鰯(ひがたのいわし)
- 陽の照っているうちに干し草を作れ(ひのてっているうちにほしくさをつくれ)
「天」を含むことわざ
- 敢えて天下の先とならず(あえててんかのさきとならず)
- 仰いで天に愧じず(あおいでてんにはじず)
- 頭の天辺から足の爪先まで(あたまのてっぺんからあしのつまさきまで)
- 天の邪鬼(あまのじゃく)
- 雨の降る日は天気が悪い(あめのふるひはてんきがわるい)
- 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく)
- 蟻の思いも天に昇る(ありのおもいもてんにのぼる)
- 意気天を衝く(いきてんをつく)
- 韋駄天走り(いだてんばしり)
- 一念、天に通ず(いちねん、てんにつうず)
「慈」を含むことわざ
- 干天の慈雨(かんてんのじう)
- 旱天の慈雨(かんてんのじう)
「雨」を含むことわざ
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝雨と女の腕捲り(あさあめとおんなのうでまくり)
- 朝雨に傘いらず(あさあめにかさいらず)
- 朝雨に傘要らず(あさあめにかさいらず)
- 朝虹は雨夕虹は晴れ(あさにじはあめゆうにじははれ)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 雨夜の月(あまよのつき)
- 雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)