機微をうがつ
ことわざ「機微をうがつ」の意味・読み方・異形などを解説します。
機微をうがつ
きびをうがつ
| 言葉 | 機微をうがつ |
|---|---|
| 読み方 | きびをうがつ |
| 意味 | 表に出ないためにふつうは気づかれにくい、人の気持ちのかすかな動きや、人と人とのあいだの込み入った事情を見のがさずにとらえ、それをぴたりと言葉や作品で示してみせること。
「機微」は、外から見ただけではつかめない、細かくてとらえにくい心の揺れや物事のなりゆき。「うがつ」は漢字で「穿つ」と書き、もとは穴を掘りぬくことで、そこから、隠れたところまで入りこんで本当の姿をとらえる意に使う。「人情の機微をうがつ」と、何の機微なのかを言い添えた言い方もする。 心の微妙な動きを感じ取ることは「機微に触れる」といい、「機微をうがつ」は、さらにそれを見抜いて言い当てるところまでをいう。 |
| 例文 | その短編小説は、転校生が新しい教室になじむまでの心の揺れを細やかに描き、思春期の機微をうがっていると評判だ。 |
| 異形 | 機微を穿つ(きびをうがつ) |
| 人情の機微をうがつ(にんじょうのきびをうがつ) | |
| 場面 | 本質を見抜く |
| 使用漢字 | 機 / 微 / 穿 / 人 / 情 |
「機」を含むことわざ
- 一家を機杼す(いっかをきちょす)
- 機関銃のように(きかんじゅうのように)
- 機が熟す(きがじゅくす)
- 機嫌気褄を取る(きげんきづまをとる)
- 機嫌を損ねる(きげんをそこねる)
- 機嫌を取る(きげんをとる)
- 機先を制する(きせんをせいする)
- 機知に富む(きちにとむ)
- 機転が利く(きてんがきく)
- 機に乗じる(きにじょうじる)
「微」を含むことわざ
「穿」を含むことわざ
- 穴を穿つ(あなをうがつ)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 渇に臨みて井を穿つ(かつにのぞみていをうがつ)
- 壁を穿ちて書を読む(かべをうがちてしょをよむ)
- 尺蚓堤を穿てば能く一邑を漂わす(せきいんつつみをうがてばよくいちゆうをただよわす)
- 二足の草鞋を穿く(にそくのわらじをはく)
- 微に入り細を穿つ(びにいりさいをうがつ)
- 草鞋を穿く(わらじをはく)
「人」を含むことわざ
- 赤の他人(あかのたにん)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 商人に系図なし(あきんどにけいずなし)
- 商人の嘘は神もお許し(あきんどのうそはかみもおゆるし)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 商人の空誓文(あきんどのそらせいもん)
- 商人の空値(あきんどのそらね)
- 商人の元値(あきんどのもとね)
- 商人は木の葉も錦に飾る(あきんどはこのはもにしきにかざる)
- 商人は損していつか倉が建つ(あきんどはそんしていつかくらがたつ)
