小水石を穿つ
ことわざ「小水石を穿つ」の意味・読み方を解説します。
小水石を穿つ
しょうすいいしをうがつ
| 言葉 | 小水石を穿つ |
|---|---|
| 読み方 | しょうすいいしをうがつ |
| 意味 | ほんの少しの水でも、とぎれずに流れ続けていれば、やがてはかたい石にも穴があく。そのように、小さな力でも怠けずにこつこつと励み続ければ、どんなに難しい物事でも、いつかは成しとげられるのだというたとえ。
「小水」は、わずかな量の水。「穿つ」は、つらぬいて穴をあけること。 釈迦が亡くなる前に弟子たちへ残した教えを記したとされる経典『遺教経』の言葉から。修行を怠らずに続けよとさとす中に、細い水の流れでも石に穴をあけるという比喩が出てくる。 意味のうえでは、雨垂れ石を穿つとほぼ重なる。 |
| 例文 | 一日にたった一ページずつでも読み進めて、一年がかりで分厚い全集を読み終えた。小水石を穿つを実感した。 |
| 出典 | 『遺教経』 |
| 場面 | 努力する / 積み重ね / 石 |
| 使用語彙 | 小水 |
| 使用漢字 | 小 / 水 / 石 / 穿 |
「小」を含むことわざ
- 愛想も小想も尽き果てる(あいそもこそもつきはてる)
- 愛は小出しにせよ(あいはこだしにせよ)
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 戴く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 炒り豆と小娘はそばにあると手が出る(いりまめとこむすめはそばにあるとてがでる)
- 因果の小車(いんがのおぐるま)
- 鵜川の小鮎(うかわのこあゆ)
- 浮世は牛の小車(うきよはうしのおぐるま)
- 牛の小便(うしのしょうべん)
「水」を含むことわざ
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- 汗水垂らす(あせみずたらす)
- 汗水流す(あせみずながす)
- 頭から水を浴びたよう(あたまからみずをあびたよう)
- 油紙に水を注ぐよう(あぶらがみにみずをそそぐよう)
- 魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)
- 魚と水(うおとみず)
- 魚の水に離れたよう(うおのみずにはなれたよう)
- 魚の水を得たよう(うおのみずをえたよう)
- 魚の水を得たるが如し(うおのみずをえたるがごとし)
「石」を含むことわざ
- 朝寝八石の損(あさねはちこくのそん)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 石、玉をつつみて山輝く(いし、たまをつつみてやまかがやく)
- 石臼を箸に刺す(いしうすをはしにさす)
- 石が流れて木の葉が沈む(いしがながれてこのはがしずむ)
- 石地蔵に蜂(いしじぞうにはち)
- 石で手を詰める(いしでてをつめる)
- 石に齧りついても(いしにかじりついても)
- 石に裃(いしにかみしも)
- 石に灸(いしにきゅう)
